SCP-3892
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アイテム番号: 3892
レベル1
収容クラス:
safe
副次クラス:
none
撹乱クラス:
dark
リスククラス:
notice


特別収容プロトコル: SCP-3892は標準的なSafeクラス収容ロッカーに保管されます。

説明: SCP-3892は子供用の毛布であり、色合いは黒と赤で、マンガ的な頭蓋骨の模様が描かれています。繊維分析によって、SCP-3892は非異常性の綿とポリエステルの混合繊維で作られていることが判明しています。

SCP-3892の異常性質は、睡眠中の10歳以下の子供に羽織られている時に発現します。対象者がステージN1(最初期)の睡眠状態に入ると、SCP-3892-01がSCP-3892の10m以内に顕現します(屋内試験では典型的にクローゼット内部、または廊下)。

SCP-3892-01は、大柄な(身長およそ2.3m)骨格だけのヒト型存在であり、スパイク付きのレザージャケット、裂けたデニム地のズボン、黒のバイク用ブーツを着用しています。SCP-3892-01の眼窩には黄色の光が収まっており、発光性の煙が口や胸郭から立ち昇る様子が見られます。

顕現したSCP-3892-01は静かに標的に接近します。半径10m以内の気温は約27°Cまで上昇します。

SCP-3892-01はその後、対象者をベッドに寝かしつけ、「おやすみ、(名前)」1と囁き、対象者の額に優しくキスをしてから非実体化します。

SCP-3892-01は実験中、子供に危害を加えたことも起こしたこともなく、接近または妨害を受けると即座に非実体化します。

補遺3892-01: 2018年5月10日、SCP-3892-01は対象者にキスをした後、実験チャンバーの監視カメラを直視して唸り声を上げ、「お前らが眠る場所は分かっている」と発言しました。SCP-3892-01はその後、両手の拳骨の関節を大きく鳴らした後、通常通りに非実体化しました。

SCP-3892-01は、この出来事の前後に行われた財団職員のあらゆる意思疎通試行に応じていません。この重要性は不明です。

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