SCP-3980
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アイテム番号: SCP-3980

オブジェクトクラス: Keter (暫定)

特別収容プロトコル: 旧ロック前哨基地は事実上のSCP-3980収容サイトとなりました。現在までに基地の地上部分は完全に破壊されており、地下エリアは数千トンのコンクリートが流し込まれ、封鎖されています。これ以上の物理的収容は不要と見なされています。

ロック前哨基地からの信号は全て無視してください。生存者は存在しませんでした。

ロック前哨基地に所属していた元職員ら数名は事案ロック/3980の首謀者が特定できるまでサイト-51サイト-087にて拘留します。無実であることが判明した場合、その人物は釈放して構いません。首謀者に対しては処刑を行ってください。終了の方法は現時点では未定です。

説明: SCP-3980は2000/2/14にロック前哨基地の喪失と107名の財団職員の死を引き起こした未知の異常存在です。この事件は事案ロック/3980と指定されています。当オブジェクトの確保が事件直前であったこと、事件により発生した損壊および現地における物理的文書と全人員の喪失により、SCP-3980の正確な性質および特性は十分に解明されていません。

現在、SCP-3980に関する全ての情報は、事件当時現場にいなかったロック前哨基地の元所属職員による目撃証言を集めたものです。この元職員らは精神機能および記憶に軽度から重度の障害を受けており、SCP-3980との相互作用を行ったことによるものである可能性が指摘されています。それにも関わらず、「自分たちのうち1人が行った破壊工作が事案ロック/3980に繋がった」という点で全職員の意見が一致しています。各被疑者は破壊工作を行った人物を知っていると主張しますが、その情報を提供する試みには失敗しています。それ以外の点で被疑者らは拘留を全面的に受け入れています。

以下のリストは元ロック前哨基地職員から得られたSCP-3980の特徴をまとめたものです。各主張の発言者は括弧による挿入で示します。

  • SCP-3980は自己複製している(ボンド研究員)。または自律行動を行っている (セキュリティ責任者マテウス)。または外部エントロピー性を有している可能性がある (ウォルターズ博士)
  • SCP-3980実例の数は最低で5 (ピーターソン博士)、最大で10000 (オード兵卒) である。
  • SCP-3980には伝染性があり、人から人へと感染する (ボンド研究員)
  • SCP-3980は時空間異常である (クウェスト研究員)
  • SCP-3980が活性状態に入るには自発的な人間の操作者/宿主 (D-774)、あるいは協力者 (D-209) が必要である
  • SCP-3980の存在は純粋に形而上的なものであり、潜在的な情報災害性を有する −− SCP-3980の完全な認識はその人物の死を引き起こす (キム管理官)
  • SCP-3980は物理的に収容不可能である。これはその大きさが100ピコメートル以下 (ナラップ指揮官) あるいは16億キロメートル (ラファエット博士) であるためである。

以下のインタビューは事案ロック/3980に関する新たな情報を入手したと主張するロック前哨基地管理官キムの要望により2014/8/1に行われたものです。

映像ファイル - 3980/#442

[再生開始]

[インタビュアーが取調室に座る。2人の武装警備員に連れられてキム管理官が現れる。キム管理官が着席させられる]

インタビュアー: よろしくお願いします、管理官。ここでの生活はどうですか?

[キム管理官は拘留中の生活は比較的快適なものであると返答する]

インタビュアー: 良いですね、その言葉が聞けて嬉しいです。それでは何か我々に伝えたいことがあるとお聞きしましたが。

[キム管理官は最近何度も同じ夢をみると説明する。キム管理官は椅子の上で前屈みになる]

インタビュアー: なるほど。それは確かに異常ですね。そ− [インタビュアーはハエの出現に目に見えて動揺し、ハエをはたき落とす] なんだよ全く!

インタビュアー: ええと、はい。それの何が重要であるとお考えですか?

[キム管理官はさらに前屈みになる。唇の周りの肉が脱落しているのが分かる。キム管理官は事件以前にロック前哨基地で過ごした最後の日に起きたことを順に話していく]

インタビュアー: 続けてください。

[キム管理官は自身の記憶の及ぶ限り最大限オブジェクトに関する知識を説明する。話の間、インタビュアーは再度現れたハエ達を殺すことに気を取られる。これは数分間続く。キム管理官は大声でインタビュアーに向かって叫び、注意を向け直させる。キム管理官は3語の言葉を口にする]

インタビュアー: あり得ない。そんな −− そんなことがあるはずが……

[インタビュアーが死亡する。警備員は部屋に入り、キム管理官を居住室まで引きずっていく。インタビュアーは検死のためサイトの死体安置所まで連れていかれる。拘束には4名の警備員を必要とした]

[再生終了]

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