SCP-3998
評価: +5+x
3998.jpg

回収時のSCP-3998。

アイテム番号: SCP-3998

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3998は安全保管ロッカー3998-1(SHL 3998-1)に収容されます。SHL-3998-1には防火措置を施し、酸素が入るのを防ぐために真空封入しなければいけません。SCP-3998とSHL-3998-1は毎日午前9:00に清掃が予定されます。

Dクラス職員の自発的な発火事象が起こった場合、SCP-3998の収容ロッカーの封を点検し、必要に応じて修復/交換しなければいけません。安全上の理由から、サイト-34にはDクラス職員、特に第一級殺人および家庭内暴力で有罪判決を受けている者を配備しなければいけません。

職員がSCP-3998の標的となったことが判明した場合、それらの職員は調査の後に処理されます。

説明: SCP-3998は17世紀後半に死亡した人間の死体です。SCP-3998には脚部が欠如しており、広範な第四度熱傷に覆われています。死後の何処かの時点で、SCP-3998の残骸は収集され、編み細工・釘・ワイヤーで一つに纏め上げることによって、案山子の形状に仕立て上げられています。深刻な火傷に加え、SCP-3998は身体の複数箇所に鈍的外傷を負っているようです — SCP-3998の死因がどちらか片方なのか、両方なのかは不明確です(試験3998-6を参照)。

当該オブジェクトは、主にエタノールとヒト脂肪からなる可燃性の液体を継続的に骨から滲出させています。毎晩、午後11:00から翌日の午前4:00 まで、SCP-3998は発火して炎に包まれます。しかしながら、極めて可燃性が高いにも拘らず、SCP-3998は構造的なダメージを一切受けません。SCP-3998が炎上している状態で適切に収容されていない場合、最も近くにいる特定条件を満たした人物もまた自発的に発火します。

SCP-3998は、恋愛関係にあった相手を殺害1、または肉体的に虐待した人物を標的とします。自己発火できない状態のSCP-3998は、標的を発火させることもできません。その代わり、標的とされていたであろう人物は、胸部または後頭部に短期間の軽い痛みを感じます。

標的が燃えるままに放置されていると、大量の沸騰したエタノールが胃の中に出現します。このアルコールの大量流入は通常、嘔吐を誘発して更なる外部熱傷を引き起こし、仮に標的が初期の炎上を生き延びたとしても、多くの場合は恒久的な神経および臓器の損傷をもたらします。

最終的には、標的の体脂肪、特に胴体部/腹部のそれが溶け始めます。このプロセスは極めて急速であり、もし標的が第四度熱傷で死亡する前に成功裏に消火された場合、しばしば大規模な体内へのダメージを及ぼします。

炎上を放置すると、溶けた脂肪とエタノールの混合物が胃の激しい破裂を招き、その過程で往々にして犠牲者の肉体は二分されます。SCP-3998が消火されない限り、SCP-3998に影響された人物の消火は不可能です。



補遺-3998-1:

序文-3998-0

SCP-3998文書

scp3998.PNG

以下はSCP-3998関連の文書・資料、並びにSCP-3998が当初発見された不動産から回収された関連する手紙・記事の部分的集合です。

これらの文書群は、特殊3998クリアランスを有する職員、現任のサイト-34管理官、O5指定職員のみに閲覧が許可されます。

補遺-3998-2: SCP-3998の収容後、マサチューセッツ州における一日あたりの殺人件数が、0.32件から0.48件への特筆に値する増加を示しました。これらの死の大部分は放火殺人であり、犠牲者たちは暴力犯罪の加害者であることが知られています。犠牲者は第四度熱傷に覆われており、胸部から骨盤にかけて内臓が抉りだされていました。

これらの殺人に関する情報は、死体が公共の場で発見され、“ウィッカー・ウィッチ”の仕業であると見做されたために収容ができませんでした。一般民衆は、これらの殺人事件の加害者はウィッカー・ウィッチ伝説にインスピレーションを得た連続殺人鬼であるという説を信じるように誘導されています。Euclidへの分類は、関係者の捕縛と収容待ちの状態です。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。