SCP-403
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不活性状態のSCP-403

アイテム番号: SCP-403

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-403は鉄製の金庫内に保管され、解錠番号は████ ███████博士のみが管理しています。金庫の内壁は財団規格C3/403に従った難燃性素材によって必ず補強されます。金庫は常時2名の武装警備員による監視下に置かれます。

説明: SCP-403はサイト-██のカフェテリアで発見された外見的には何の変哲もないナフサ燃料用ライターです。長期間使用せずにおいてから一度だけ点火する場合、SCP-403は普通の炎を灯します。しかし、24時間以内に再点火した場合、SCP-403の灯す炎は点火する毎により強く激しい性質を帯びて燃え上がります。

実験の際、クラスD被験者が2時間以内に3度目のSCP-403の点火を試みた結果、超高温ガスとプラズマを伴う強力な爆発が発生しました。この爆発によって実験房内の監視機器が破壊され、内壁を覆う難燃性表面被覆に多大な損害が生じました。爆発の規模の大きさにもかかわらず、被験者とSCP-403自体は実質無傷の状態で残りました。放射性イメージングによりライターの周囲に磁場が形成されていたことが確認されました。研究者はこの磁場が爆発に対する耐性の原因であると仮説を立てています。

SCP-403が一般的な燃料を使用していると仮定した場合、爆発を発生させている燃料の正体は未だに不明です。検査によってSCP-403内部の燃料室は空であることが判明しました。これまでいかなる可燃性化合物の痕跡も発見されていません。この事実と起爆時に生じ得るエネルギー量を考慮し、SCP-403は現在無尽蔵の動力供給を得る機能を備えているものとして扱われています。この動力源の正確な性質を解明する実験が進行中です。

補遺403-1: SCP-403の実験の継続が認可され、これに指定された安全な爆発エリアが提供されました。3度目の点火後、クラスD職員は4度目の点火を試みました。この時、当初は熱核爆発だと思われた爆発が発生しました。後の評価により、この爆発は10メガトン分のTNTに等しい規模の威力だったことが証明されました。これは既存の戦略核兵器の威力を遥かに上回っています。この威力はまた、過去の実験のデータを外挿して推定された威力をも超えていました。記録データの追加研究により、この爆発が実際は[データ削除済]恒星物質1の放出に起因することが判明しました。最初の爆発によってもたらされた損害を別として、異常な永続的影響は発見されませんでした。SCP-403の点火に用いられた被験者は今回も爆発に対して無傷でした。

補遺403-2: すべての追加実験はSCP-403がもたらし得る高エネルギー爆発の極度の危険性を考慮して中止されました。SCP-403の爆発力は指数関数的に増加すると見られ、5度目の点火は[データ削除済]に相当する爆発を引き起こす可能性が存在します。この規模の爆発は大陸の大部分を壊滅させ、また[編集済]を含む財団の複数のサイトで収容漏洩を発生させる重大な危険性を有しています。

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