SCP-405
評価: +3+x

アイテム番号: SCP-405

オブジェクトクラス: Keter(██████の計画的および能率的な再評価によるEuclidへの降格待ち)

特別収容プロトコル: 感染した対象は、SCP-405の隔離地域に収容されることになっています。███地域は過疎地に存在します。SCP-405に遭遇した全てのフィールドチームは近辺の隔離地域の位置を伝えられます。全てのSCP-405感染者の観察は、少なくとも1kmは離れた場所からビデオを通じて行われます。SCP-405に苦しめられている対象が末期段階にあるおそれがある場合、彼らは解雇され、隔離地域に時間内に到着できない場合は200mの範囲内にいる者全員に処理プロトコル405-アルファを施します。処置プロトコル405-アルファは、SCP-405感染症の潜伏期間であることが判明した人員にも施されることになっています。

SCP-405-1は、██████砂漠にある研究施設████において住宅を提供されます。SCP-405に苦しめられている者はSCP-405-1に決して接触してはなりません。SCP-405-1は██████博士および██████博士、3型鎮静剤を投与された場合は██████博士および██████博士にのみ接触することが許可されています。SCP-405-1は█に隣接する10m×10m×10mの収容セルに収容されており、研究施設████の遠い立地は、彼らに利があるため脱走によるリスクはありません。

説明: SCP-405は、人間のテレパシー能力の制御できない発達を誘発する原因不明の伝染性の病気です。この病気の典型的な進行は、以下の通りです。(██%の症例はこのパターンに沿いませんでした)

  • 初期段階: 曝露より0~2日後までの段階。特に目立つ影響は見られません。
  • 第1段階: 曝露より2~7日後までの段階。対象は一見無作為に、自分より進行度の高い感染者の考えが聞こえ始めます。聞こえる考えは最も普遍的なものです。対象はまれに、聞こえてきたのが喋り声ではないことに気が付きます。
  • 第2段階: 曝露より7~10日後までの段階。対象はこの時点で、近くにいる個人の全ての意識的な考えが聞こえ始めます。対象は自分がテレパシー能力を持っていることに気付くようになります。いくらかの対象は、この時点で初めて相手の考えを口にするようになります。普通は耳の痛みを訴え、静寂への欲求を示すようになります。睡眠は大抵の場合、知覚できるレベルの騒音によって中断されます。
  • 拡大段階: 曝露より10~14日後までの段階。この期間対象の能力の範囲は拡大を続け、一般的には200mになり、場合によってはそれより拡大します。まれなケースで、対象に元々(メシェヴィック・ランタン等級で測定されるような)テレパシーの才能がある場合、範囲は数kmまで指数的な拡大を示し、末期段階の初期まで症状が進行しました。対象は範囲内にいる人間の全ての意識的な考えが聞こえるようになり、その声の大きさは対象の耳元で喋るのと同等です。大抵、最初の自殺未遂がこの時点で、知覚できるレベルの騒音による睡眠の中断の結果として発生します。また、対象は近くにいる個人の考えを無差別に口にするようになります。この段階でMRIスキャンを行うと、脳の音声に関連する分野がいくらか変形しているのが確認できました。
  • 停滞段階: 曝露より14~28日後までの段階。最初こそ症状に目立つ変化はありませんが、多くの対象はこの時期の終わりごろに自律反応や反射的な行動を含む無意識的な考えを感じとるようになります。対象は大抵、[編集済]のような一貫した強い刺激を感じとることによる広義の痴呆症のような行動をとったり、██%が睡眠の中断による自殺未遂を行ったりするようになり、独創性や自暴自棄の程度がしばしば増大します。落ち着いた対象は大抵、終了やその他の極限の処置を請うようになります。この段階まで症状の進行したエージェントの1人は、通常ならばDクラス職員にのみ許可されるSCP-███の実験に志願しています。今日に至るまで全ての対象は可能であるならば、多くの場合、例えばペンのような細く長い物を内部構造を破壊するまで耳に挿入することによって、自分の耳を聞こえなくするよう試みることが確認されています。この段階の終わりごろには、対象はしばしば緊張病症候群1の発症を経験し、発作を起こすようになります。これは明らかにテレパシー能力が原因ではなく、むしろ対象の神経組織の腫脹によるものです。
  • 末期段階: 曝露より28日から死ぬまで、大抵の場合32日後までの段階。対象は昏睡状態に陥り、かなりの脳の変形に起因する持続性の発作を起こすようになります。この段階でMRIスキャンを行うと、脳の音声に関する分野は未だに膨大な量の情報を処理していることが確認されました。

高位な霊長類を含む動物を用いた実験の結果は、SCP-405が特定の種にのみ感染することを明らかにしました。SCP-405を媒介するのは感染者の最期のテレパシーによる発声、多くのオブザーバーによって「断末魔」であると同定されています。この発声はどんなケースにおいても死の瞬間に行われ、その範囲は最低でも200m、病気が進行していた場合はそれ以上の範囲に渡ります。このテレパシーの信号を耳にした人物は、SCP-405に感染します。

SCP-405の発生は自然的なものであり、少なくとも████年には歴史に記録されています。これらの発生の起源は知られていません。SCP-405の初期の発生は、████にある有名なゴーストタウン、██████であると考えられています。全ての市民は、自らの手、もしくは狂った同居人によって命を絶ったと記録されています。██████から確認される記録は、SCP-405の症状と一致していました。SCP-405発生の起源は不明ですが、被害者の79%が何らかの形で教育施設に関係していました。2件のケースはアメリカ合衆国外で発生しています。発生記録██はカナダの██████で起こり、発生記録██はウェールズの██████████████████で起こっています。

SCP-405の初期段階から拡大段階の最初期の感染者は、処置プロトコル405-アルファによって治療に成功しています。対象にはクラスD記憶処理に用いる量の2倍の薬を投与し、3日の間化学的に引き起こされた昏睡状態に置きます。これによって脳の活動を感染前の状態に戻し、異常な発達を防ぐことが確認されています。成功率は██%であり、早期に行うことにより成功率は上昇します。感染後期における治療方法は存在していません。病気の性質の検査に関しては、感染者に対するインタビューログを参照してください。

3型災害総合隔離法の使用は、大規模なSCP-405の発生の収容に備えて、前もって承認されています。

現在まで、わずか█例がSCP-405より自然に回復しています。彼らは少人数のグループとやりとり可能な、制御できるテレパシー能力を会得しましたが、まだ極大のストレスを感じずに██人以上と1度にやりとりすることは不可能です。脳構造の変形による発作やその他の神経障害は、普通に確認されています。彼らはSCP-405-1-AからSCP-405-1-█と番号を割り振られました。彼らは自らその番号を呼称し、恐らくは全ての職員が彼らのことを番号で考えるために、元々の名前による呼称には応じません。SCP-405-1の財団にとっての潜在的な価値は、現時点で不明です。

補遺405-01: SCP-405-1を同じ場所において管理するという発想は、誤ったものであった。彼らの個性が形態化しているのは確かだ。私は昨日、SCP-405-1-█の部屋で彼女がピアノを弾くのと同じように机を指で叩いているのを見たが、彼女には音楽的な才能は一切なかった。更に悪いことに、SCP-405-1-█は自分で無意識の内に行動していることに気付いて報告し、私が何かを把握しているならそれを教えてほしいと懇願した。SCP-405-1-█は無意識下において想像上の████████を抽出したのだ。彼らは軍事についての予備知識を全く持ち合わせていないにも関わらず、我々からそれを身につけたのだ!もし他にも生存者が現れたのならば、決してここには送らないで頂きたい! - ██████博士

SCP-405の感染者およびSCP-405-1との全てのインタビューは、インタビューログ405に記載されることになっています。

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