SCP-4083
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アイテム番号: SCP-4083

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 既知のSCP-4083実例を収容している全ての建造物は財団フロント企業に買収されています。SCP-4083実例も、隣接する個室も、賃貸の対象とはなりません。各SCP-4083の入口は三重のデッドボルトロックで固定され、鍵はレベル2以上の職員のみが利用できます。

3年ごとの12月14~21日、SCP-4083実例を収容する建造物からは、緊急燻蒸を装って利用者を退避させます。4083-シータ-R事象が7回繰り返されるごとに、団地の全域における黒カビの蔓延というカバーストーリーの下、団地全体の利用者を退避させます。

財団ウェブクローラは“レイクサイド・ビュー・アパート”と呼称される未収容の共同住宅、または“リチャード・モウトリー”への言及を検索します。問題の名称が付いた全ての団地は4083-シータ-R事象の期間中に監視されます。

説明: SCP-4083は、アメリカ大陸で発見された同一な間取りの94m2のアパート個室6ヶ所の総称です。それぞれのSCP-4083実例は、“レイクサイド・ビュー・アパート”と名付けられた各々異なる団地に位置しています1

4083-シータ-R事象中以外、SCP-4083実例は事実上の非異常であり、アパートの他の個室と区別できません。この性質の例外は、各実例の最も東の壁が有している、加えられたあらゆる構造的損傷を自発的に修復する能力です。

3年ごとに、12月14日に始まり12月21日2に終了する流れで、各SCP-4083実例は1日に1ヶ所ずつ連続して、グリニッジ標準時の21:00~23:59まで4083-シータ-R事象の対象となります。今までのところ、12月19日に4083-シータ-R事象が検出されたことはありませんが、この合間は未だ発見されていないSCP-4083実例1ヶ所の活動によるものと推測されています。

4083-シータ-R事象に先立ち、被影響SCP-4083実例の屋内にいる全ての人物は、その場を立ち去りたいという強い衝動に駆られます。この放逐力は影響者の精神的・肉体的な不快感に始まり、やがて強い恐怖心と深刻な身体的苦痛まで激化します。影響者は被影響SCP-4083実例から可能な限りの手段を以て逃走しようと試み、極端な場合は幽閉者と見做した存在に暴力を振るいます。影響者をSCP-4083内部に拘束する試みは、拘束具や障壁が自然発生的な構造破綻に見舞われたために全て失敗しています。

SCP-4083から全ての人物が放逐されると、被影響実例で4083-シータ-R事象が発生します。4083-シータ-R事象の期間中、被影響SCP-4083実例に繋がるドアは開放不可能になり、窓は完全に不透明になります。他の手段での物理侵入の試みは、壁、床、天井のいずれを介したものも失敗しています。被影響実例の内部に配置された監視機器は、4083-シータ-R事象中は空電だけを記録します。

4083-シータ-R事象の発生中、様々な音声が被影響SCP-4083実例から放出されます。音声には叫び声、鳴動音、闘争音、[編集済]等が含まれますが、それらだけに限られません。薄い紫色の光が被影響SCP-4083実例のドアの下から放出されるのが視認できます。

7~8サイクルごとの間隔で3、音声の中には[データ削除済]。これらの事象はリヒター・スケールで1.0~3.7の数値を記録します。

被影響実例内での4083-シータ-R事象の終結後、その実例は外部から入室可能になり、他の個室と区別できなくなります。被影響実例には、リビング周りの天井全体に広範な焦げ跡が残っていますが、これは通常2日以内に薄れて消えます。

全てのSCP-4083実例は、収容以前に“リチャード・モウトリー”という人物に7ヶ月間の予定で貸し出され、詳細不明の損傷によって早期に賃貸契約を打ち切られています。リチャード・モウトリーという名の人物は公記録に発見されておらず、また隣室の住人やSCP-4083が位置する団地の従業員はそのような人物を記憶していません。

1973年以来、4083-シータ-R事象の終結に際して、直前まで影響されていたSCP-4083実例の床に、1本の歯が出現します。全ての事例において、異なる歯が出現しています。歯科記録は1986/██/██に誕生したアラスカ州ポレンズビーの住民、███████ ███████と一致します。

この関係の重要性は不明です。███████はSCP-4083実例群についての知識も、それらへの興味も全く示していません。

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