SCP-414
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1935年に撮影されたSCP-414-1の集団。

アイテム番号: SCP-414

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-414は現時点では収容されていません。収容の努力は、メディアによる注目の緩和と、SCP-414-1の標的である人口集団へのソーシャルワークプログラム提供に重点を置いたものです。SCP-414現象の影響を受けた人物には回収時にクラスB記憶処置を施し、監視下に置きます。SCP-414-2の最終段階に達した人物には財団のソーシャルワーク系フロント企業が接触し、週3回の面談型セラピーおよび適切な訓練済動物との交流による治療を行います。

財団の資源ではSCP-414に狙われ得る人物を全て監視することはできないため、代わりにSCP-414現象の可能性がある出来事についてソーシャルワーク組織やメンタルヘルス・ケアセンターの記録を調査します。SCP-414現象に関する如何なるメディアの報道も除去し、カバーストーリーを配備してください。適用可能なカバーストーリーのリストは文書414-Bに記載されています。

完全収容の成功後は、SCP-414-2の治療を最優先と見做すべきです。 ― アリス・オガワ博士、SCP-414研究主任

説明: SCP-414は非社交的な人間を対象とする現象であり、その影響はSCP-414-1とSCP-414-2に分類されている2種類に分かれています。この非社交性は、若干の内向性から完全な引き籠りまでを包括しています。SCP-414は概ねニート1の条件を満たす人物に影響を及ぼす傾向があり、地域的な偏りはありません。SCP-414は、円形の仮面を着用したヒト型存在、以下SCP-414-1が対象者の目の前に出現して呼びかけることによって開始します。SCP-414-1は通常、地元の社会福祉団体の従業員を自称します。

SCP-414-1は一様に、円形の仮面と全身を覆う衣服を身に着けた長身のヒューマノイド群です。SCP-414-1が出現するのは標的となった人物に接触を試みる場合のみであり、接触成功後には消失します。SCP-414-1群は、知覚力・認知力・知性を有する単一の集合意識を共有していると考えられています。

SCP-414-2は、対象者とSCP-414-1個体の間に何かしらの相互作用が成立することで発生する慢性の変性状態です。この場合、“相互作用の成立”とは、SCP-414-1個体が対象者と対面しての会話2をした、もしくは接触行為に及んだことを指します。

SCP-414-2に陥った対象者は、2~276日間にわたって持続する4つの段階を経て、恒久的に続くと考えられる第5段階に至ります。30歳以下の人物、およびSCP-414-1との肉体的接触を経てSCP-414-2を発症した人物は、症状がより早く進行します。

SCP-414-2には対処メカニズム以上の治療法が存在しません。SCP-414-2の死亡率は5年間で46.78%、10年間で67.84%です。40歳以上の人物は死亡率が有意に高く、5年間で87.23%、10年間で93.85%です。全ての死は、自殺によるものです。

2014/09/12、事案414-A: 06:02、当時のSCP-414研究主任であったエリザ・チュアン博士が、3体のSCP-414-1個体によって接触されました。チュアン博士はこれらの個体との間に会話を成立させており、以下に内容が転写されています。チュアン博士は事案414-Aの直後、主任助手のアリス・オガワ博士に職務の引き継ぎを行いました。

一定の社会的相互作用や動物との交流にも拘らず、チュアン博士はSCP-414-2の第5段階に達した965日後の2015/09/03に自殺しました。

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