SCP-415
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アイテム番号: SCP-415

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-415は標準生物居住施設に入れられ、武装した護衛が同伴している間は移動の自由が与えられます。護衛と監視職員が居住区のそばに駐在し、日常の基準から逸脱したすべての活動は記録されます。簡素な贅沢品の要求は承認されており、これまでのところ読み物に対する要求も同様です。この方針はSCP-415が協力的な限り継続してください。SCP-415と交流する職員には、同情的、感情的な愛着に負けてしまう特有の危険性が見られます。この効果のため、SCP-415の担当職員は30日ごとに交代させてください。

説明: SCP-415は身長176.9cm、36歳の白人男性です。目の色は青く、髪は生え際が後退しており茶色で、見たところは人間です。対象は平均的なIQと、置かれた状況を考えると比較的安定した性格を示します。対象は現場職員に協力的ですが、医療設備・職員に対しては神経質になります。

SCP-415は組織や臓器の再成長を主とする再生治癒能力を持つようです。この能力は体内の臓器、特に肝臓、脾臓、膵臓、結腸においてもっとも強く現れます。骨折の治癒速度は通常の人間よりは速いが、柔らかい臓器よりも遅いことが観測されました。対象は臓器が重傷を負うか、または完全に除去されたとしても生存できる能力を示しています。損傷を受け、または失われた臓器は再び成長し、1ヶ月から3ヶ月の期間内に完全な健康体となり機能するようになります。対象はこの過程のおかげでほぼ不死であるにもかかわらず、その免疫系は完全に普通のものであり、通常の風邪やインフルエンザに罹患してまるで注目に値しない結果を示しました。

SCP-415の身体は未知の第三者による徹底的な改造を何度か受けています。対象の身体には外科的に取り付けられたジッパーがいくつかあります。1本は左腋から胃のある場所の皮膚まで曲線状についていました。1本はちょうど心臓のある場所についていました。2本は腸のある場所に互いに平行に取り付けられていました。それ以外にも身体異常が見られましたが、後にそれらは取り除かれたか、時間とともに分解されました。

  • 胴体の大部分は、いつでも持ち上げられるゆるく垂れた皮膚で覆われており、3本の安全ピンと縫い付ける形のボタンで留められていました。この異常は63日間持続しました。
  • 未知の材質の太くて黒い糸によって雑に縫われた長い縫い目が何本かあり、何箇所かで皮膚が1cm以上盛り上がっていました。特に注目すべき縫い目は、腰のくびれから始まり、わき腹を上に進んで第4肋骨に至り、そこから首を通って二股に分岐し両肩で終わるものでした。事故により対象の体がいくばくかの力で打ちつけられたとき、この縫い目が裂けました。体の左側全体が裂けて開き、ほとんどすべての体内の臓器がこぼれ出ました。継続的に観察していたにもかかわらず、9ヶ月の間にこの縫い目が何度も解かれて縫い直された形跡がありました。この期間の終わりにはすべての縫い目が消滅し、対象には縫い目が存在した形跡は残りませんでした。
  • 頭蓋の硬骨の間に鋼鉄の内張りが挿入されていました。メスやナイフのような鋭い物体を差し込み、いくぶんかの圧迫を加えると、この構造によって頭蓋骨の上側を取り外すことができます。この機構は現在、同じ場所に残っていますが、簡単に観察しただけではほとんど気づかれません。

これらの異常な身体改造の1つが生じる前に、対象は極端なパニック状態になり、狂乱的な叫び声を伴って力を増大させることが、SCP-415の担当職員により一貫して観測されています。このパニック状態のある時点で、対象は自身から2.5m以内の環境がワープする '段階' を経験します。そこで見られるものは、観察していた職員の供述によると '未知の風景'、'手術室'、'巨大な臓器の解剖学的構造'、そして1件は '遊園地' でした。その後、0.25秒から最長記録では3秒の間、対象は我々の現実から消滅します。

対象が再出現すると新しい改造が現れます。このとき、過去の改造がしばしば繰り返されることがあります。対象は自分がこれらの襲撃の間どこに連れ去られていたか、どの時点においても説明することができません。しかし、自分が転移1していた期間は記録にある数年以上に渡る転移期間より明らかに長いと断言する場合があります。

補遺415-01: SCP-415は約2年半の間アメリカ合衆国を横断中の状態であり、述べるところではヒッチハイクをしたり、荒野で野宿したり、散発的に小さな町で暮らしたりしていたそうです。活動の完全な記録は存在しませんが、インタビューや市民からの直接の報告により、旅の行程の一部が判明しました。最初に、ニューイングランドにおいてアメリカの東海岸沿いに逃走しているところを目撃されています。次に、ほぼまっすぐ中西部の中心に向かい、野良仕事や肉体労働をしながらその地域を粗い円状にさまよっていました。SCP-415によると、彼は自分を狩っていると思われる組織から逃げており、おそらく組織の目的は自分の臓器を闇市場に売ることのようでした。SCP-415がFBIに出頭して未知の組織からの保護を求めた後、財団は彼と接触しました。SCP-415は要求が却下されて暴力的になり収容所に移送されている途中、身柄を奪われ収容されました。

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