SCP-427-JP
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SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1

アイテム番号: SCP-427-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-427-JPは移動が出来ない為、 周囲を有刺鉄線付き高圧電流フェンスで覆い、 周囲を防音加工を施した外壁で覆い、サイト-██として管理されます。サイト-██は米軍関連施設として偽装されており、有刺鉄線付き高圧電流フェンスで一般人の侵入を防いで下さい。新たなSCP-427-JP-Aの発生が確認された場合、速やかにSCP-427-JPより連れ出し、インタビューおよびデータ登録の後記憶処理を施し解放して下さい。
(更新)新たなSCP-427-JP-Aの発生が確認された場合、速やかに無力化し指定された収容区画へ搬送して下さい。
(追記): SCP-427-JP-C-1を越えての侵入には担当研究員2名の許可が必要です。SCP-427-JP-C-1内に侵入した場合、生存したまま外へ出る事はできない事に注意をして下さい。
SCP-427-JPは現在収容出来ません。

説明: SCP-427-JPはアメリカ合衆国ミシガン州に位置する500m四方の草原です。SCP-427-JP内に人間が立ち入り2時間以上滞在した場合、その人物は不明な言語で歌を歌い始めます(以下、SCP-427-JP-Aとします)。SCP-427-JP-Aは歌いながら徒歩でSCP-427-JPの中心部へ移動を始め、中心部へ達すると直立したままで歌い続けるようになります。そのままでは1週間程度で衰弱により死亡しますが、影響範囲から連れ出すことで元に戻る事が判っています。SCP-427-JP-Aから元に戻った人物はオブジェクト影響下時の記憶はありますが、一様に「何故歌っていたのかは判らない」と証言しています。

SCP-427-JP-B-1は、SCP-427-JP-Aが歌う歌です。SCP-427-JPの外部から聞いた場合、SCP-427-JP内に入りたくなる弱い強制力があります。これは周囲からの説得や軽い拘束で抑える事が可能です。

SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1は、SCP-427-JPの中心部に生えるツルニチニチソウ(Vinca major)に似た植物です。サンプルを採取するもSCP-427-JP-CSCP-427-JP-E-1から約10cm離すと即座に風化し崩れ去るため、詳細な分析は出来ていません。現地での簡易調査では、ツルニチニチソウとは異なる組織構造を持つ事が判明しています。
SCP-427-JP内にSCP-427-JP-Aが1体も存在しない場合、SCP-427-JP-CSCP-427-JP-E-1から約5dbから15dbの大きさのSCP-427-JP-B-2が聞こえます。録音データの分析では、声質はボーイソプラノあるいはメゾソプラノです。

更新1: SCP-427-JP-B-2はSCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1からではなく、SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1が生えている場所そのものから聞こえている事が判りました。SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1は問題なく抜き去る事が出来ますが、生えていた地点より10cm30cm離すと即座に風化します。その後、約5時間3時間後には元通りに同地点へ生えている事が確認されました。

更新2: SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1の周辺土壌より、未知のバクテリア類が発見されました。これはSCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1を中心に半径30cm45cmの範囲に分布しており、SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1同様の理由により分布範囲外へ持ち出せません。

更新3: SCP-427-JP-C SCP-427-JP-E-1の周辺土壌より、未知の節足動物1が発見されました。これらは以前の調査では未確認でした。現在地球上では未知の形状を取った2種と、ヤスデ(Diplopoda ord. fam. gen. sp.)に似た形状2の1種です。

更新4: SCP-427-JP-Cは、SCP-427-JP中心部土壌へと再分類されました。ツルニチニチソウに似た草は他の生物群と合わせ、SCP-427-JP-E群として再分類されます。また、SCP-427-JP-E群の発見範囲がSCP-427-JP-C周囲1m地帯へ拡大しています。以下、特記のない場合、SCP-427-JP-E群はSCP-427-JP-Cを中心とした発見範囲外では存在できない事に注意してください。

更新5: SCP-427-JP-C周囲3m範囲にて複数の新たなSCP-427-JP-Eが発見されました。以下はその実例です。
発見場所 特徴
SCP-427-JP-C土壌内 外骨格のあるミミズ状の実体
SCP-427-JP-C周囲 小指大の袋状の実体
SCP-427-JP-C周囲の地面 金属質の葉を持った未知の植物。葉は風を受けるとオルゴールに似た音を出す

更新6: 収容違反記録 20██/7/██
SCP-427-JP内へ延べ113名の民間人が侵入、各々がSCP-427-JP-B-1を歌いだす事案が発生。発生から3時間後に事態が収拾するも、SCP-427-JP-Cを中心としたSCP-427-JP-E群の発見範囲が急速に広がっている事が判明しました。SCP-427-JP-B-1の影響であると断定、収容プロトコルの改定がなされました。
現在、SCP-427-JP-E群の発見範囲はSCP-427-JP-Cより半径15mです。

更新7: SCP-427-JP-C半径20m以内にて、新たなSCP-427-JP-Eが発見されました(SCP-427-JP-E-5)。半径15cm程の半球状をした体に5本の足が生えた動物で、体毛が有り恒温動物と考えられます。体の下部に口があり、土を食んでいる様子が観察されました。

更新8: SCP-427-JP-C半径38m以内へ侵入した物質は、その範囲から離脱する場合全て消失する事例が確認されました。これはSCP-427-JP-E群の消失現象と酷似しており、すなわち侵入した人員、機器、装備等は範囲より離脱できないことを意味します。この境界ラインを新たにSCP-427-JP-C-1と指定、収容プロトコルが改訂されました。

更新9: SCP-427-JP-C-1は中心部より半径55mへと拡大しました。
SCP-427-JP-C-1内にて、新たなSCP-427-JP-Eが観測されました(SCP-427-JP-E-6)。見た目は象に酷似していますが、正常な象の頭部に当たる部分は無く、該当部位からはサイの角に似た構造体が1本生えています。

更新10: 収容違反記録 20██/10/██
SCP-427-JP収容施設へ████名のSCP-427-JP-Aが集まり、施設を取り囲みました。SCP-427-JP-A達は職員が鎮圧するまでの約3時間の間、SCP-427-JP-Bを歌っていました。また、この事案以降SCP-427-JP-C-1の境界ラインが消失しています。
本事案を受けて、SCP-427-JPはKeterへと再分類されました。

更新11: 事案142799-s 20██/12/██
エージェント・サイモンが自室で死亡しているのが発見されました。遺体は椅子に腰掛けた状態で、銃弾により頸椎が破壊されていました。銃弾は彼自身の拳銃の物であり、遺書の存在から自殺であると断定されました。
以下は遺書の内容です。

更新12: SCP-427-JP-E群の生体調査が開始されました。SCP-427-JP-E-6についてDNA調査の結果が出ましたが、アフリカゾウ(Loxodonta africana)の物と同一であると判明しました。
その他のSCP-427-JP-E群のDNAも、ムササビやヤスデ等、既知の生物と同一である結果が出ています。この事は現在も調査中です。

更新13: SCP-427-JP-Aの人数が観測上██████名を突破しました。現在アメリカ西海岸ではSCP-427-JP-Bが流行になっています。全世界でSCP-427-JP-Eは観測されるようになり、SCP-427-JP-Aを含む民間人はそれを既知の動植物であると認識しています。

補遺: SCP-427-JP-Bにより故郷へたどり着く事ができました。わたしたちやみなさんの歌で故郷があるべき姿へ還った事は大変喜ばしい事です。歌を歌いましょう。われわれとみなさんの未来への歌を歌いましょう。

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