SCP-444-KO
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SCP-444-KOは情報災害です。444K-ソチン作戦を遂行しているクリアランス1〜4/444Kを持つ職員のみが追加情報を閲覧することが出来ます。この情報に対してクリアランス1〜4/444Kを持っていない職員と話し合うことを固く禁じます。

(2004/07/08改訂版)
アイテム番号: SCP-444-KO

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: クリアランス1~4/444Kが情報災害に感染したサイト-657関係者、その他の人物全員に付与されました。SCP-444-KO-1~5が位置している山荘周辺は野生動物保護区域の理由により閉鎖および警備し、周辺に接近する民間人を妨げなければなりません。また、各オブジェクトを定期的に監視しなければならず、特にSCP-444-KO-5はより注意を払わなければなりません。SCP-444-KO-5の視覚的な観察はクリアランス1~4/444Kを持つ職員にのみ許可されます。

情報災害に感染しているクリアランス1〜4/444Kを与えられた職員と感染していない職員とのコミュニケーションは、情報災害感染者が増加する可能性があるために禁止されており、唯一、報告担当者のみが報告をする際に感染されていない職員と意思疎通することが出来ます。クリアランス1〜4/444Kを持つ全職員はサイト-657に拘留されて業務を進めなければならず、サイトから出ることも一切禁止されています。

クリアランス1〜4/444Kが付与された各職員の業務は、次の通りです。

  • 研究員: SCP-444-KO-5を殺害した犯人の身元を明らかにすることを優先する。また、副次的業務で過去に山荘で起きた"殺人劇"に関して分析しなければならない。
  • 報告担当者: 情報災害に感染した職員と感染していない職員とのコミュニケーション担当であり、情報災害が含まれていない最小限の情報と研究の進捗状況を非感染者に報告しなければならない。また、規約を施行するかどうかを決定しなければならない。
  • 調査担当者: 山荘を直接調査して殺人劇についての手掛かりを発見しければならない。また、発見したた手掛かりは研究者が分析することになる。

SCP-444-KO-5を殺害した犯人は必ず発見しなければならず、犯人が発見された場合にはSCP-444-KO-5のオブジェクトクラスは、クリアランス1〜4/444K保持者の報告に基づいてEuclidに再分類され、クリアランス1〜4/444K保持者はクリアランス1〜4/444Kが解除されて本来の業務に戻ります。クリアランス1〜4/444K保持者は、一日ごとに必ずSCP-444-KO-5を殺害した犯人を発見するための調査を続行しなければならず、これを続行出来ない場合にはクリアランス1〜4/444K報告者によって規約"コピー"が発動されます。

説明: SCP-444-KOは███████の████山に位置する山荘に存在する5人の遺体です。この山荘で最初に発見されたSCP-444-KO-5は当時、単純な精神操作オブジェクトとされていましたが、事件444K-12と山荘の至る所に隠されていた数個のオブジェクトが発見され、その危険性が露わになりました。

この死体(SCP-444-KO-5を除く)は1983年に死亡したと推定されますが、全て腐敗しておらず、これにより死体の身元や死因などの確認が可能でした。しかし、SCP-444-KO-5についてはひどく歪曲しており、確認が不可能でした。

保管するために死体を移そうとした時、死体がその場所で離れず、死体を移す試みは全て失敗しました。(SCP-444-KO-5関連情報は以下を参照)


SCP-444-KO-1

1階玄関先の地面に埋もれていた40代の黒人男性、エイジ・オスモンドと推定される死体です。死因は鋭利なもので腹部を刺されたことによる出血多量だと思われ、これ以上の異常な点は見られません。1983年当時、消費者金融をしていたことが確認されました。

SCP-444-KO-2

2階寝室のベッドのマットレスに隠されていた20代の白人女性、ローラ・シャーマンと推定される死体です。植木鉢1で後頭部を打たれて即死したものと推定されます。硬直していた手に酷く錆びたナイフ2が握られていました。生きている時に居酒屋で仕事をしており、巨額の借金があることが確認されました。ナイフからはルミノール反応が示されました。

SCP-444-KO-3

庭に埋もれていた30代の黄色人男性、フェリー・オーランドと推定される死体です。頭蓋骨の背後が酷く損傷しており、首が折れて死亡したと見られ、転落死したという説が立てられました。特に異常な点はありませんでした。

SCP-444-KO-4

屋根の隅に貼り付けられていた30代の白人女性、サラ・ジョーダンと推定される死体です。死因は鋭利なもので複数の場所を突かれたことによる出血多量であり、手に鋭いもので切られたと思われる大きな傷がありました。過去にSCP-444-KO-2が勤務していた居酒屋の店長として勤務していたことが確認されました。

SCP-444-KO-5

殺害された後、山荘の地下室の天井に繋がれたロープに首をぶら下げられ、自殺を偽装されたと思われる死体です。この死体は異常なほど激しい歪みが原因で身元などの確認ができず、研究員はオブジェクトが女性という仮説を立てました。このオブジェクトに手で直接触れると、原因不明な悲しさと絶望感を感じるようになります。(これについては研究記録444K-16を参照)

このオブジェクトは最初に発見され、これ自体がSCP-444-KOと命人されましたが、事件444K-12と他の死体が発見された後に番号が変更されました。SCP-444-KO-5を現場で直接目で見ると、目で見た被験者はオブジェクトが人間であり、何者かに殺害されたと確信するような精神操作を受けます。しかし、事件444K-12以降にSCP-444-KO-5が人間というのは真実であり、山荘の中で殺人劇が繰り広げられたことが明らかになりました。研究員はこのオブジェクトに対して"殺人劇の主犯"もしくは"主犯に殺されるのを嫌い、自殺した"という二つの場合を推定しました。

SCP-444-KO-5がぶら下げられているロープを解こうとした時、それを試みた職員が突然消失し、再び現れることはありませんでした。今後、このような試みは推奨されません。


SCP-444-KO-1〜4が発見されて以来、SCP-444-KOは新たな情報災害を発現させ、これが事件444K-12(事件記録を参照)に繋がりました。SCP-444-KO-1〜4や殺人劇に関する情報をどの手段であれ認識した時に、認識した人物はSCP-444-KO-5を現場で直接見た時と類似した異常現象をいくつか経験することになります。これにより、殺人劇に関する情報に類推した情報も追加情報として記録されました。この異常的現象の追加特性は以下の通りです。

  • 山荘に入った時、悲鳴と"大勢"の疑問の声が聞こえるようになる。
  • SCP-444-KO-5を視覚的に直接目撃した時の現象に対する免疫を得る。

事件444K-12当時、曝露した者に記憶処理を行いましたが、記憶消去を受けた者が一日後に全て"殺害された"ように死亡しました3。これに関する調査がクリアランス1〜4/444Kを与えられた職員に別の任務として与えれ、現在進行中です。曝露した人物が全て財団の重要人物だったことを勘案して、SCP-444-KOはKeterに再分類されました。

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