SCP-478-JP
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アイテム番号: SCP-478-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-478-JPはサイト-8137に設けられた監視カメラによって24時間体制で監視された鋼鉄製の収容室に、蓋が開かないように固定した状態で収容してください。また、内容物を取り出すことは後述の特異性の発現に繋がるため、実験を除いて許可されていません。

説明: SCP-478-JPは約90×240×30mmのメーカー不明の二段式筆箱で、ワンタッチ格納式の鉛筆削りと小物入れ、立ち上げ可能なペンシルホルダーが内蔵されています。材質は主に樹脂で構成されていますが、一部に鉄が含まれていることが判明しています。SCP-478-JPはいかなる破損も生じません。

SCP-478-JPに収納されている物品(以降SCP-478-JP-1と呼称)は一見すると一般的な文房具類であり、SCP-478-JP内部より取り出されない限りは何の特異性も示しません。しかしSCP-478-JP内部より取り出された時点で外観の変化と共に後述の特異性を発揮するようになり、再収納すると元の文房具の形態へと変化して特異性を消失します。SCP-478-JP-1が破壊された場合は瞬時に補充がなされ、常に一定数を保つよう調節されます。また、SCP-478-JP-1を取り出した後に一般で市販されている同種の文房具を充填する試みは、何らかの力による排出現象により失敗しています。

確認されたSCP-478-JP-1は以下の通りです。
SCP-478-JP-1 SCP-478-JP内蔵時の外観、数 取り出した際の変化 特異性
SCP-478-JP-1-A 一般的な鉛筆。1ペンシルホルダーに格納され、先端が削られ尖った状態である。2本。 一般的なミサイル兵器に酷似。白を基調とし、金属光沢を持つ。 後部から噴煙を放出しながら飛翔、生体を追尾し、約90%の確率で命中し爆発する能力を有する。破片は爆発後数秒で消滅。
SCP-478-JP-1-B 一般的な色鉛筆。2ペンシルホルダーに格納され、先端が削られ尖った状態である。1本。 一般的なミサイル兵器に酷似。灰を基調とし、金属光沢を持つ。 後部から噴煙を放出しながら直線的に飛翔し、物体に衝突すると爆発。破片は爆発後数秒で消滅。
SCP-478-JP-1-C 一般的なカバー付き消しゴム。ゴム部分はある程度使用された後であるかのように丸みを帯びている。1個。 変化は現れない。 無し。単体では機能しないものと思われる。
SCP-478-JP-1-D バインダークリップ付きのボールペン。2本。 単体では特に変化無し。クリップ部をSCP-478-JP-1-Cのカバーに挟むことで外観が変化。一般的な主力戦車に酷似。灰を基調とし、僅かに金属光沢を持つ。 無限軌道による自律活動、砲撃による攻撃が可能。発射される砲弾は映像解析からボールペンのボールであることが判明しているが、SCP-478-JP-1-Aとほぼ同等の爆発性能を有する。
SCP-478-JP-1-E 一般的な15cm定規。1本。 単体では特に変化無し。SCP-478-JP-1-Dのクリップに7.5cmの目盛部分で挟むことで外観が変化。一般的なジェット戦闘機に酷似。SCP-478-JP-1-Aが最大4本消費されて主翼下部に搭載される。 ジェット噴射による自律飛行、SCP-478-JP-1-Aを使用した攻撃が可能。
SCP-478-JP-1-F 一般的なコンパス。1本。 黒を基調とした、鳥類と酷似した脚部関節構造を有する二足歩行物体。SCP-478-JP-1-Dが最大2本消費されて胴部側面に搭載される。 完全な二足歩行による自律活動、砲撃による攻撃が可能。砲撃性能はSCP-478-JP-1-Dに準ずる。
SCP-478-JP-1-G [削除済]。4枚。 灰を基調とした円盤状物体。 未知の手段による自律的な飛翔、10cmの鋼鉄板を貫通する性能を有した未知の光学兵器を用いた攻撃が可能。

SCP-478-JP-1は、SCP-478-JP-1-BとSCP-478-JP-1-Cを除いて、積極的に周囲の生体3を攻撃しようと試みます。この攻撃行動は、対象がSCP-478-JPの半径10m以遠に到達する、対象が死亡する、破壊される、使用者によってSCP-478-JPに収納される、のいずれかの条件を満たすまで継続されます。

SCP-478-JPは200█/██/██、██県██市の集合団地で発生した爆発死亡事件がきっかけで発見されました。現場からは焼死体が3体4発見されており、SCP-478-JPは全焼した現場で唯一焼け残っていたところを収容されました。この時SCP-478-JP内部より以下の文面の手紙が発見されています。

██くん5

このふでばこは、パパとママからのプレゼントです。
しょうがっこうにはいったら、このふでばこでいっぱいおべんきょうしてね。

パパより

文面に記載されている次男の行方は現在も不明です。
現在この家庭がどのようにしてSCP-478-JPを入手したのかの調査が進められています。

補遺-1: SCP-478-JPの蓋部裏より以下の文面が記載された紙が発見されています。

よい子のみんな! 博士は文房具でごっこ遊びをするのが大好きなんだ!
みんなも大好きだよね?
そんなみんなのために『博士のわくわく文房軍セット』をはつ明したよ!
三つの筆箱を合体させて、きみだけのさいきょうの基地を作っちゃおう!
楽しもうね!
博士のわくわく文房軍セット Vol.2

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