SCP-5006

4/5006 LEVEL 4/5006
CLASSIFIED
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Item #: SCP-5006
Pending

特別収容プロトコル: SCP-5006の適切な収容が再確立されるまで、サイト-608は無期限に封鎖されます。排撃梯団1が直接収容任務に割り当てられ、サイト-608から退出を試みる人物を発見次第射殺するよう指示されています。主要な収容目標は、サイト-608の周辺現実空間を強化する手段の考案、およびサイト-608内に駐在する職員が基底現実の非異常人類であることを確認することです。

財団の人工知能構成体(.aic)であるTSATPWTCOTTTADCにはサイト-608のセキュリティ監視システムへのレベル4アクセス権が与えられており、現在99.95%の信頼度でSCP-5006-1の身元を特定する任務を負っています。

説明: SCP-5006はサイト-608のセクション2Cに位置するターミナル廊下です。2002年9月7日以前は、SCP-5006はアラン・ダニカ博士、ジュリア・エッカー博士、エイドリアン・ウィリアムズ次席研究員、ラファエル・ヘルナンデス上級研究員のオフィスと接続していました。しかし、前述の日にそれまで存在したオフィスはいずれも自然消滅しました。その代わりとして、廊下の突き当りに標示のないオフィスが一つ存在します。このオフィスには大型の木製の机、2架の本棚、コーヒーマシン、ファイルキャビネット、デスクトップコンピュータが備え付けられています。顕著な特徴として、室内には銘板及び窓が存在せず、西側の壁沿いに20個の電気ソケットが配線されていることが挙げられます。

前述の4人の財団職員が異常によりオフィスを失ったと主張しているにもかかわらず、サイト-608の当初の建築計画ではSCP-5006は本来3つのオフィスとしか接続していないことが示されています。

SCP-5006-1は何らかの意図を持った思念体であり、サイト-608の職員に自身を埋め込み、自身の記憶および財団に関する経歴を捏造しました。この実体に悪意はないと考えられていますが、補遺5006.1で挙げられた不一致からも明らかなように、その突発的な出現が矛盾を生み、結果的に現実を著しく不安定化させています。SCP-5006-1の現在の正体は不明であり、EKHIクラス優先事項と考えられています。

補遺5006.1: 発見
SCP-5006は中部標準時13:05に財団の.aic TSATPWTCOTTTADCによって発見されました。.aicはアクティブな監視システムと全体資料との間に複数の不一致、およびサイト全体にわたるヒューム値の大幅な上昇を検知しました。これに際し、TSATPWTCOTTTADCはサイトを無期限の封鎖下におき、収容違反を宣言しました。

TSATPWTCOTTTADCは以下の不一致をフラグ付けしました。

  • SCP-5006の突き当りに存在するオフィス全体。本来サイトに存在しないことを示唆している。
  • SCP-5006に関連する文書。異常な手段によって改変された、あるいはSCP-5006が廊下ではないことを示唆している。
  • サイト-608のセクション2Cの電気配線。SCP-5006の作成には膨大な量のエネルギーが必要であることを示唆している。
  • サイト-608のセクション2Cに位置するオフィスに割り当てられた職員。少なくとも1名がSCP-5006の突き当りに位置するオフィスと同時に出現したことを示唆している。

補遺5006.2: インタビュー記録


補遺5006.3: 監視記録


補遺5006.4: 監視記録


補遺5006.5: 監視記録


補遺5006.6: チャットログ


補遺5006.7: 監視記録


補遺5006.8: インシデント5006-A監視記録









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