SCP-518-JP
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エリア518-JPに群生するSCP-518-JP

アイテム番号: SCP-518-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-518-JPが群生するエリア518-JPから半径10km圏内を立ち入り禁止区域及び飛行禁止空域に指定し、侵入者と航空機の進入を防いでください。エリア518-JP周辺を壁で囲い、航空機を捕捉されないようにしてください。エリア518-JPを含む立ち入り禁止区域では警備員10名による巡回を行い、侵入者を発見した場合は拘束し、記憶処理を行った後に立ち入り禁止区域外で解放してください。エリア518-JPの拡大を防ぐため、SCP-518-JPの若芽の刈り取りや地下茎の分断を毎日行ってください。

説明: SCP-518-JPは一般的な竹(Bambuseae Kunth ex Dumort.)の一種です。SCP-518-JP本体には遺伝子的な異常は見られません。SCP-518-JPは██県██山に群生しており(群生しているこの領域をエリア518-JPと指定)、現在█████本の自生が確認されています。SCP-518-JPは季節や天候に関係なく若芽を成長させ、エリア518-JPを拡大させます。

動力機関や推進機関を持つ航空機(以下、対象と呼称)がSCP-518-JPから5km範囲に接近した時に活性化します。気球などの動力機関や推進機関を持たない浮遊物には反応しない事が実験により判明しています。活性化したSCP-518-JPは枝を落葉させ、根本の節を分離させた後に発射されます。発射されたSCP-518-JPは脅威的な追尾能力と速度で対象に向かって行き、その速度は秒速7██キロメートルを超えます。発射速度にも関わらず、ソニックブームによる衝撃波や騒音が発生する事はありませんが、その原理は不明です。その追尾能力と速度により迎撃や回避はほぼ不可能であり、大抵の場合は対象の撃墜もしくは墜落という結果になります。対象が撃墜されるか墜落するとSCP-518-JPは非活性状態になります。一度発射された後や刈り取られた後のSCP-518-JPは活性化する事はありません。また障害物がある状態ではSCP-518-JPは活性化する事はありません。SCP-518-JPがどのようにして対象を認識しているかは不明ですが、物質的な障害物を配置することで知覚を阻害できます。

SCP-518-JPは198█/██/██、██航空███便の墜落事故現場に「焦げた竹が散らばっている」という報告を財団が聞き付け、その後の調査で存在が発見されました。エリア518-JPの周辺は開発による森林の伐採が進んでおり、SCP-518-JPは物質的な障害物がない状態では航空機を捕捉することから、森林の伐採によって開けた先の上空を航行中に、SCP-518-JPによって撃墜されたと思われます。財団はエリア518-JP周辺を立ち入り禁止区域及び飛行禁止空域に指定し、██航空███便墜落事故に関わる全ての人物に記憶処理を行うことでSCP-518-JPを収容しました。

補遺: SCP-518-JP発見後の198█/██/██、エリア518-JPの最深部に██体の白骨遺体が発見されました。遺体は日本陸軍の軍服を着ており、傍らには錆びた短刀が発見された事から、死因は切腹による集団自決だと思われます。また遺体のうちの一体が着ていた軍服のポケットから、一枚のメモが発見されました。メモに書かれていた内容は以下の通りです。

我果てど 國を守らん 秋の竹

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