SCP-534
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SCP-534-2(左中央), SCP-534-1(周囲)(20倍)

アイテム番号: SCP-534

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-534-1、-2、-3の全実体はプラスチックで覆われた気密収容チャンバー内に保管されることになっています。収容チャンバーへの入口へは二重エアロックを経由するものとし、そのチャンバーには高品質消毒薬を備えるものとします。テスト時を例外として、SCP-534の収容チャンバーに入る全ての職員はクラス3対バイオハザードスーツを着用してください。

説明: これを背後から支えている生物学的メカニズムについては今のところ十分に判明していませんが、SCP-534は見たところ幾種類かの人間の血液細胞および細胞片の集合体で、それが数百倍の大きさに増大したものであるようです。SCP-534の構成要素は三種の等級に分類されており、SCP-534-1は赤血球、SCP-534-2は好中球、SCP-534-3は血小板となっています。SCP-534の標本はどれも空気中を『漂い』ながら生存する能力があるように見え、気流の影響を受けます。細胞の濃度は普通の血液のものと対応するようで、SCP-534-1がSCP-534のおよそ97%を構成しています。どのSCP-534も養分を必要としません。

SCP-534-1は通常の赤血球と同様に振舞い、その幅は平均1.7mmです。これは周囲の空気から酸素を吸収します。他の生体の生きた細胞と接触した場合、SCP-534-1は酸素をその生体へと放散します。SCP-534-1はその大きさのため、過飽和となるのが一般的です。SCP-534-1が生体組織に入り込むなり触れるなり、させるがままにした場合、酸素中毒を引き起こし影響を受けた患部が死に至ることとなります。SCP-534-1は不定の生存期間を持つようです。

SCP-534-2は一般的に直径2.2mmであり、他の生体物質との接触に至った場合、好中球として振舞います。SCP-534-2の収容エリアから採った空気サンプルは99.9%病原体を含まないものになっていることが示されました。大量のSCP-534-2を収容したエリアに入った被験者からは、SCP-534-2による表皮の破壊が原因の痒みが報告されています。SCP-534-2に持続的に曝露したなら、被験者は『生きながら食べられる』結果となるでしょう。SCP-534-2は通常通り死亡します。残余物質は他のSCP-534-2に食べられます。

SCP-534-3は通常、直径0.5mmです。これはかき乱された際に特異性のないタンパク質を放出し、それがSCP-534-1の凝固を引き起こします。記録上では凝固物のサイズは長さ3センチメートルにまで及んでいます。大量のSCP-534-3とSCP-534-1が存在するエリアにいる被験者は、1時間以内には凝固物で覆われることになるでしょう。SCP-534-1とSCP-534-3を同時に吸入した場合、致命的となります。SCP-534-1と同じく、SCP-534-3も不定の生存期間を持つようです。

SCP-534は、当初財団職員の手によりプロメテウス研究所生物学セクターにて発見されたもので、これは『あらゆる輸血製剤の代替品』として作り出されたものであることを示すノートと一緒に見つかりました。SCP-534-2は高速に分裂しているものの、SCP-534-1とSCP-534-3は増殖することができず、その量に限りがあります。現在SCP-534-1と-3を繁殖させる手段は存在しないので、職員にはそれらの取り扱いに注意するよう勧告します。

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