特別収容プロトコル: SCP-5499は電源を入れずに████-██の機器保管棟で保管されています。████-██での主要プロジェクトの性質上、SCP-5499を適切な収容場所に移送することは現在不可能とみなされています。
説明: SCP-5499はL71ブランドのスマート冷蔵庫、モデル2Sです。2005年1月31日に████-██休憩室に設置されるまでは、SCP-5499は異常性を示しませんでした。
直接観察以外では、SCP-5499は本体内に置かれた食品を傷つけることができます。このような被害は、通常4時間以上の間隔を空けて1つから4つのものに突然発生し、SCP-5499のタッチスクリーン上で再生される一連のメッセージを伴います。SCP-5499が食品を選択する過程は不明ですが、甘味と風味のある食品に対してかなりの好みを示しています。
補遺5499-001: 観察された活性化
以下は有用なセキュリティ映像と人事部に提出されたその後のリストに基づき、選択のために活性化した日付と時刻をおおよそ概算したものです。予算のため、SCP-5499の異常性についての試験は行われませんでした。
日付と時刻(推定) | 被害 | 観察されたメッセージ |
---|---|---|
2005年2月1日13:44 |
アイスティーのボトルが完全に空になった。 |
"うまい、はは、まさに僕が欲しかったものだ" |
2005年2月1日18:01 |
収容スペシャリスト███の昼食は消滅し、██████職員のブラウニーは元の質量の半分に減った。 |
"おお満足だ" |
2005年2月2日14:48 |
█████技師の誕生日ケーキは一連の凹凸のある穴で覆われており、その側面にプラスチック製のフォークが突き刺さっている。さらに、牛乳1パックがほとんど空になっている。 |
"ああこれは良いものだ、うむ" |
2005年2月3日13:36 |
██████職員の昼食は消え、██████████博士のタンドリーチキンは半球分ほどの質量を失っている。 |
"ふーむ僕の好みじゃなかったけど、だんだん好きになる味だね" |
2005年2月4日08:06 |
魔法瓶内の血液が一部消滅し、血液がSCP-5499の内部に飛び散っていた。 |
"うわっげほっおえぇちくしょうぐえっマジでなんでこんなところにあるの" |