SCP-554
評価: 0+x
scp-machine.jpg
SCP-554の原位置

アイテム番号: SCP-554

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 感電死の危険を示す看板と共に、SCP-554の周囲100mの立ち入り禁止区域を維持してください。民間人の対象への曝露を防ぐために、3人の現地職員による巡回チームが任務に割り当てられます。現在SCP-554-2に指定されている人間は、セクター-25にて財団の管理下に置かれています。民間人や財団職員がSCP-554の効果に晒された場合は、以下の手順を参照してください:

  • 174-マカダミア: 何者かがSCP-554-1を見た場合です。セクター-25との連絡を確立し、以前にSCP-554-2に指定された人物に554-消失現象が発生したかを確認します。SCP-554-1を見た人物はSCP-554-2に指定され、セクター-25に移送されます。封じ込めは再確立され、全ての目撃者には記憶処理が施されます。
  • 889-アーモンド: 短い時間間隔の中で複数人がSCP-554-1を見た場合です。生き残った人物に尋問を行い、身元と可能な限りの他の晒された人物を確認します。尋問できなかったなら、SCP-554-1の除去と死体の鑑定を行う必要があります。SCP-554-1の回収時の突発的な曝露を避けるため、注意を払ってください。死体はSCP-554から取り除かれ、セクター-25に移送されます。
  • 333-ヒッコリー: 財団のエージェントがSCP-554-1に晒された場合の義務です。汚染されていない職員の安全が最優先事項です;以前に晒された人物が確認されていない場合、晒されたエージェントが唯一SCP-554-1を確認する責任を負います。汚染された職員はSCP-554-2に指定されると共にセクター-25の設備に移送されます;彼らは554-消失現象を遅らせるため、最低2人のスタッフにより24時間体制で監視するべきです。その近親者には、SCP-554-2が末期的な病気と診断されたと知らせなければなりません。死に際したSCP-554-2とのビデオリンクか接触は、セクター管理者の裁量で許可されます;セクター-25の機密保持のため、適切な段階を踏む必要があります。
scp-machine1.jpg
SCP-554の内装の細部。SCP-554-1の曝露事故を防ぐため、守衛が立てられた。

説明: SCP-554はイングランドのワイト島カルバーダウンに位置する建造物です。建造日時とその元々の目的は不明ですが、█████████ホリデーパーク近辺で取られた写真は1970年代後半からそれが存在していたことを示しています。

建物の外観は一部が酸化した鉄板とコンクリートで構成されています-X線検査は内部が多数の複雑な機械的構成物から成ることを示唆しています。錆びた鉄の梯子で建物の屋上に登ることができますが、調査の限りではSCP-554の外部から内部を計測することや内部へ進入することはできません。

SCP-554-1に指定される黒いプラスチックのゴミ袋に入れられた人間の死体が、SCP-554を支えるコンクリートの梁の上に見られます。SCP-554-1が人間(この人物はSCP-554-2に指定されます。)に見られると、以前にSCP-554-1を見た人間が次に全ての観測者の視界から外れたときに消え去ります;この現象は554-消失現象と指定されています。

機械による監視はこの現象を防ぐのに不十分です;知覚力を持つ観測者が対象へと切れ目無く視覚的出力を伴う視線を維持しない限り、彼らはフレームの間に姿を消します。もしSCP-554-1がSCP-554から取り除かれ、中身を確認されたなら、その死体が以前のSCP-554-2であることが分かるでしょう-死因は必ず胸部と腹部への複数の刺し傷で、死後約72時間未発見だった場合の腐敗段階を示します。

554-消失現象に直面した人間の約120km以内に存在する全てのその人物の記述と電子的記録は消去されます;これはSCP-554の犠牲者を識別することを大変難しくしています。人間の記憶はこの現象の効果を受けないと思われますが、確実ではありません:場合によっては、影響を受けた人物の記憶が消されないと確認されているだけです。財団は多数の554-消失現象の対象者の身元情報を記録し直しています。

scp-machine2.jpg
SCP-554内部-SCP-554-1が見える。(映像は閲覧しても安全と確認されている。)

SCP-554-1が人間に見られると、SCP-554内部から機械音と振動を含む活動が検知されます。その人物についての情報が外部に多数存在する場合、SCP-554の活動は著しく増加します。

SCP-554-1がSCP-554から除去されると、次にSCP-554の下のスペースから観測者の視点が外れたときに新しいSCP-554-1が生成されます。元の位置から動かされていないSCP-554-1だけがSCP-554の現象を発生させると思われます。元の位置に置かれているSCP-554-1の画像のうちの約10%がSCP-554の現象を発生させます。汚染された画像と映像は当然ながら破壊されます。

補遺 SCP-554-01

SCP-554は少なくとも1981年には財団に認知されています。SCP-554の副次的効果により、当初この文書に添付されていた回収記録は、損失箇所の文書化成功時に05/07/2005以前のいくつかの点が完全に失われています。当時このオブジェクトに関わっていたスタッフへとインタビューすることで、財団がSCP-554を認識した状況を再構成する試みが進行中です;再構成された回収記録は以下に示します。SCP-554に関する更に詳しい情報は、保護のために一次ハードコピーはサイト-33に、更なるコピーはサイト-60に保管します。

再構成された回収記録554

scp-machine3.jpg
SCP-554-1の詳細を撮影できなかった画像。(映像は閲覧しても安全と確認されている。)

現在は引退しているエージェント█████の証言によると、1979年初頭のジョナサン、ジョン、もしくはジェレミー・███████によるワイト島とイングランド南海岸で起こったいくつかの殺人事件の自白により財団の注目をもたらしました。███████は警察にカルバーダウンの古い'浄化槽'の下に死体を隠したと話しました。

警察は到着すると、警察の監察下から逃走し、自身の全ての事件に関連する書類を破壊した███████自身の死体を発見しました。その後、第一発見に関わった警官が一連の消失後、同じ場所で殺害されているのが発見されると、警察内部に入り込んでいた財団の職員が活動を開始しました。当時の現地職員である ██████████教授が、SCP-554の特性の確証が得られる前に失踪した数人の財団職員を思い出し、また、それらの人物の身元情報を別々のファイルに再文書化したと思われます。

注記: ████████博士は数人の警察官がSCP-554の調査を妨げるためにイングランド南部の精神病院に預けられたと証言しています。不運にも、彼はそれらの警官の名前や問題の病院の名前を思い出せませんでした。1980年代初頭に入院した警察官についての問い合わせは進行中です。554-消失現象の対象となった財団職員のファイルは、現在1981年以前に遡れません。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。