SCP-592-JP
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SCP-592-JP(写真中央)。撮影当時、植物は植えられて設置されていた。画像下の灰色の部分は硬化したSCP-592-JPの排泄物。

アイテム番号: SCP-592-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-592-JPは標準のコンテナに収容されます。コンテナ内部には対象の食物として植物の葉を1日に50kg以上投入してください。コンテナに入室する際は化学防護服を着用し、肌にSCP-592-JPの排泄物に触れないようにします。SCP-592-JPが葉を消費しきる前に、新たに葉を用意し、コンテナ内から葉が尽きないようしてください。コンテナ内は毎日清掃し、SCP-592-JPの排泄物は特殊廃棄コンテナに保管されます。清掃に使用した道具、化学防護服も特殊廃棄コンテナに保管してください。

説明: SCP-592-JPはナミアゲハ(学名:Papilio xuthus)の若齢幼虫によく似た生物です。対象は植物を消費することに特化した食性を持ち、食欲は非常に旺盛です。1日に40kg前後の葉を消費し、様々な植物の葉を積極的に摂取します。また、対象の体長が変化することは無く、蛹や成虫に変態することもありません。

SCP-592-JPは周囲の葉を食べつくした場合、もっとも近くの植物へ空間転移を行います。これは対象が危険を感じた時にも行うものであり、転移を妨げる方法は未発見です。発見当初の事件から、最低でも数km以上の転移が可能と考えられています。

SCP-592-JPは1日に██kg以上の排泄を行います(以下、排泄物をSCP-592-JP-1と表記)。SCP-592-JP-1は、排泄されてから数秒すると固形化を始め、2分後には完全に硬化します。硬度は一般的なコンクリートブロックに匹敵し、有毒です。SCP-592-JP-1には、ウルシオールと組成が似た未知の特殊な毒素が含まれており、生物が直接触れると重大な接触皮膚炎を引き起こし、被毒者には湿疹が現れ、非常に強いかゆみを生じます。湿疹は十数分で全身に転移し、最終的に被毒者は2█時間以上[編集済み]しながら死に至ります。現在、その治療法は発見されておらず、対処法は湿疹が転移する前に触れた部分の切除を行う以外にありません。毒素はSCP-592-JP-1を粉砕しても消失せず、溶鉱炉で融解させても煙が同質の毒を含みます。効果的な処理方法が発見されるまで、SCP-592-JP-1は放射性廃棄物と同等の危険性を持つものとして、特殊廃棄コンテナに保管されます。

SCP-592-JPは、20██/04/22、千葉県で街路樹の葉が1km以上にわたって消失するという事件が発生した事により発見されました。対象の転移する特性により、確保には時間を要し、最終的には街路樹全体をコンテナに収容することで確保されました。また、この事件でSCP-592-JP-1に触れた██名が死亡しています。事件の関係者には記憶処理が施され、カバーストーリー「有毒な花粉の発生」が適用されました。

財団が調査1を行ったところ、██県██市の空家にて、その庭に生える1本の██科の木がSCP-592-JPの発生源と推測されました。その空家には20██/04/██まで2人家族(母、長男)2が住んでいたことが判明しましたが、2人ともに行方不明となっています。

補遺:

空家の木にはプレートが掛けられ、以下の文章が記されていたことが、SCP-592-JPの発生源と推測された要因となりました。

日本生類創研 C-001-M

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