SCP-599-JP
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アイテム番号: SCP-599-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-599-JPはネオンを充填したケースへ密封された状態でサイト-8104の小物収容棚B9-Aに保管されています。SCP-599-JPを常時監視する必要はありません。小物収容棚B9-Aに物理的な損傷が生じた場合、担当職員はケースに損傷がなければ小物収容棚B9を含め損傷が起こっていない棚に収納してください。
SCP-599-JPについて実験を行いたい場合はセキュリティクリアランス4以上の職員の許可を得てください。

説明: SCP-599-JPはノーベル賞授与者に与えられるメダルと酷似したメダルです。表面に人間の肖像が描かれています。そのモデルはSCP-599-JPを保有した最後の人物であることがわかっています。組成や重量などはSCP-599-JPの特性のため確定できていません。

SCP-599-JPから半径3メートル以内で、実験の担当者がどのような結果になるかわかっていない実験を行った際に活性化します。実験を行った人物はSCP-599-JPの存在を認識し、回収します。SCP-599-JPを保有し影響下に置かれた人間をSCP-599-JP-1とします。この状態で行われた実験は、既知の理論では説明することができない結果を招きます。この実験で確認された異常な結果の産物をSCP-599-JP-Aと指定します。

SCP-599-JP-1は実験結果に疑いを持つことはありません。SCP-599-JP-1が実験結果をまとめ、第三者に公表すると同時にSCP-599-JP-Aは消滅し、異常性を見せた実験も再現しなくなります。この時、SCP-599-JPは何らかの実験を行っている場所へ瞬間移動し非活性状態に戻ります。SCP-599-JP-1はこの段階で実験に間違いがあったと認めます。

SCP-599-JPは███大学理工学部にて、20██/09/12に発生した爆発事故の状況があまりに奇異なことから財団の興味を引き、調査を行ったことで発見されました。██大学で行われた実験を記録した実験ノートが回収されています。

実験記録599-JP-P1 - 日付20██/08/15

内容: サマリウムを利用した磁石開発。

結果: 酸化サマリウムと鉄の混合物が生成され、ネオジム磁石に匹敵する磁力が発生。レポートにまとめ提出したが、███助教が追試を行い再現しなかったため再度実験を行う。そこでも再現しなかったため失敗としてまとめられました。

追記: 20██/08/23 にレポート提出後、生成物は磁力を喪失しました。実験を行った████はネオジム磁石と生成物を取り違えたと実験ノートに記録しています。

実験記録599-JP-P2 - 日付20██/08/25

内容: マイケルソン・モーリーの実験。

結果: 秒速45.9704キロメートルのエーテル風を計測。

追記: 20██/08/26 にレポートが提出されましたが、もう一度やり直すように指示を受けた学生が再試験を行い、再現しないことを確認しています。原因については機器の設置ミスと実験ノートに記録されています。

実験記録599-JP-P3 - 日付20██/09/12

内容: 化石をチャート1から分離する目的でフッ化水素酸を吹き付ける手法の改善を目指し、極めて薄くスライスされたチャートを用いる。

結果: 水素化ケイ素が発生し爆発。██人が負傷し、█人が死亡した。

追記: この爆発事故の調査で明らかになった不可解な状況が財団の注意を引きました。カバーストーリー「不適切な可燃性ガスの管理」により報道は沈静化しました。

財団の管理下に置かれてから実施された実験の記録です。

SCP-599-JPは周囲で実験が行われないかぎり活性化することはないため、SCP-599-JPの腐食・変質が発生しないようにネオンを充填したケースに収め、周囲で実験が行われない場所で保管する現在の特別収容プロトコルが20██/██/██に確定しました。


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