SCP-649-JP
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アイテム番号: SCP-649-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-649-JPは、その性質上移動を行った場合その移動に携わった人員に致命的な損害を与える可能性が高いため、SCP-649-JPを中心に小屋を建設し、これをサイト-81██とします。サイト-81██には常に監視のためにCクラス研究員を2名派遣してください。サイト-81██の外観は、鉄骨とグレーのカバーリングを施し、カバーストーリー「廃棄された建造家屋」を適用、民間人の接近を拒否してください。SCP-649-JPは常に20台の監視カメラによって監視し、欠損及び崩壊が確認された場合は、サイト管理者まで報告してください。また、SCP-649-JPは数年に1回、自然崩壊を起こします。実験時以外はサイト-81██の入口は厳重に施錠し、人間及び動物の立ち入りを完全に遮断してください。

説明: SCP-649-JPは物理的な平衡感覚を無視して直立する椀状に積み上がった、一般に販売されている、もしくは現在市販しておらず製造元も不明な菓子類の空箱です。SCP-649-JPは通常その異常性を示しません。SCP-649-JPの一部が欠損、及びSCP-649-JPが崩壊する事によってその異常性を示します。SCP-649-JPを人為的に欠損、及び崩壊させた場合、極めて高い確率で1日以内に当該人物を中心とした致命的な損害を与える出来事が発生します。この損害の度合いは、欠損及び崩壊させた個数等との関連性はありません。詳しくは実験記録: SCP-649-JP-伊を参照にしてください。

SCP-649-JPは200█年、東京都内の家屋内で発見されました。その家屋が「ゴミ屋敷」としてニュース番組の取材を受け、番組を閲覧した視聴者がインターネット上にて書きこみを行った結果、インターネットサイト上で話題になったため、当該家屋の調査に赴いたエージェントにより発見されました。発見当初はオブジェクトの移動を行い、サイト-8107にて収容予定でしたが、移動に伴いオブジェクトの性質が判明。致命的な損害が出たため、財団はその当該家屋及び周辺の家屋を土地ごと買い取り、サイト81██を建設しました。なお、居住していた住人には記憶処理を実施しました。

また、SCP-649-JPの自然崩壊は、日本内に存在するランダムな財団関係施設を中心として数日以内に致命的な損害を与える出来事を発生させます。現在までに起こった自然崩壊による出来事に関しては事例: SCP-649-JP-Aを参照にしてください。なお、事例: SCP-649-JP-A後にコンクリートによるSCP-649-JPの固定が行われましたが、事例: SCP-649-JP-Bの際にコンクリートの消失、及び当該オブジェクトの崩壊が確認された事から固定は不可能と推測されます。SCP-649-JPが自然崩壊する過程を目撃した場合、もしくはSCP-649-JPが崩壊した現場を確認した財団職員は早急にサイト管理者に報告してください。報告を受けたサイト管理者は当該オブジェクトの収容施設を含む財団関係施設全てに緊急警報を発令し、各施設は事例を参照にし、あらゆる可能性を視野に含めた対策を行ってください。なお、SCP-649-JPは人為的な欠損及び崩壊、もしくは自然崩壊であったとしても、その翌日に未知のプロセスによって積み上がり、崩壊及び欠損前の状態に戻る事が確認されています。この結果を受けて以後、SCP-649-JPを使用した実験は永久に中止されました。

補遺1: 事例: SCP-649-JP-A後、SCP-649-JPの周辺に中身の存在している「おすそわけ」と書かれたチョコレート類の菓子箱が発見されました。箱の中には一般的なチョコレートに見える物体が█個存在しており、概ねヒトの細胞で構成されていました。原材料名の欄にSCP-649-JP-Aにて行方不明及び死亡した財団職員の名前が記述されていますが、製造元は発見できていません。なおこの時、菓子箱を回収したDクラス職員に対し致命的な出来事は発生せず、菓子箱には原材料名が人名である、及び製造元が不明である以外の異常性は見られなかったため、SCP-649-JP-1として現在サイト-8107内の低脅威物品保管ロッカーにて保管されています。

補遺2: 補遺1の後、SCP-649-JPの自然崩壊が発生する度に当該オブジェクトの周辺にSCP-649-JP-1の空箱が発見されるようになりました。このSCP-649-JP-1の空箱もSCP-649-JP-1同様、原材料名には事例: SCP-649-JP-Bや事例: SCP-649-JP-Cにて死亡、および行方不明となった財団職員及び本土に居住している人間の名前が記載され、製造元が不明であり「みんなのおやつ」「とるな」「ここからだせ」という名前が記載されていました。なお、こちらはSCP-649-JPの一部として認識されており、回収に向かったDクラス職員が回収の後に[編集済]。1回に出現する個数はランダムで、現在までに最大███個の発生を確認しています。

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