SCP-655-JP
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現在周知されている「鯉のぼり」

アイテム番号: SCP-655-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-655-JPは生物サイト-8102の中型生物収容室に5匹ずつ収容されます。20mを超える個体は大型収容室で実験・観察した後終了します。収容プロトコル「屋根より高い…」に準じ、定期的に捕獲を実施します。SCP-655-JPの個体数を維持するため養殖を行いますが、収容室の不足のため飽和した個体は終了させてください。


説明: SCP-655-JPは真鯉(Cyprinus carpio)に類似した生物です。大きさは通常の個体と異なり大きいもので50m、小さいもので3cmの個体が確認されています。SCP-655-JPは空中を浮遊し、水中での呼吸を必要としません。現在財団では██匹の個体を収容中です。

以前は蒐集院がこのオブジェクトを管理していましたが、蒐集院が財団に吸収されて以来このオブジェクトは財団に委託されました。

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江戸時代のSCP-655-JP捕獲の様子

蒐集院の保持していた文献によるとSCP-655-JPは江戸中期にその存在が確認されており、当時の人々によって乱獲されていたようです。捕獲方法に関する文献には下記の通りに記されています。

・約10mの棒に紐と餌を付け、地面に立て掛ける。

・獲物(SCP-655-JP)が掛かればゆっくり3降ろす。

SCP-655-JPの口腔内には弁が存在しこの捕獲方法は有効です。SCP-655-JPの皮を捕獲用の棒で乾燥させ、布のように取り扱う文化も存在していました。

蒐集院の吸収当時から乱獲により個体数が極めて少なく、既にその存在は人々には記憶されていませんでした。財団は上記の文化から着想を得て収容プロトコル「屋根より高い…」を発令、現在国民に周知されている「鯉のぼり」を全国に普及し、江戸中期からある文化だと文献を改竄しました。

補遺: 収容プロトコル「屋根より高い…」が功を奏し財団施設以外での繁殖行動はほぼ未然に防がれています。現在神鳥博士の提言により住宅地以外での未発見のSCP-655-JPを捕獲する試みが進行中です。日本各地の山の中にSCP-655-JP-aを設置し、強化態勢を取ります。恐らく全てのSCP-655-JPを回収しました。個体の性転換には決まった割合が存在し、雄と雌の比率が常に██:1であることが研究の結果判明しました。SCP-655-JP-aは普及されたままです。

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