SCP-680
評価: 0+x
skulldevice.jpg

SCP-680

アイテム番号: SCP-680

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: その診断道具となりえる有用性のため、SCP-680はサイト-76にある収容ロッカー76-███に保管されます。さらに、SCP-680の事故的な起動(及びその後の待機期間)を防ぐため、機械的に静的な機械を除き全ての物から10mは離されなければなりません。対象に対してSCP-680を使用するためにはレベル-3職員の承認が必要となります。

説明: SCP-680-1は下顎を欠いた人間の頭蓋骨の形をした粘板岩の彫刻であり、およそ7.5kgの重量があります。彫刻の内部は空洞でないようであり、全ての開口部はモース硬度9.6の未知の黒い物質で埋められています。驚くべきほどのその高い耐久性以外に、頭蓋骨自体には特に異常な特性は無いようです。しかし、SCP-680-1の上に、SCP-680-2が置かれています。

これ(SCP-680-2)は1組の大きな(6cm)接眼レンズへ接続している鉱物鑑道具のようであり、レンズは銅製のヘッドストラップに付いています。道具の中には1対のレンズ調整つまみ、一連の追加の拡大鏡、目的不明のタングステンフィラメント、そして様々な他の装置があります。技巧は19世紀後期のドイツ製のデザインのようですが、SCP-680は████年にブラジルで発見されており、特定のデザインや影響を簡単に決めることはできません。

SCP-680-2はSCP-680-1から外されD-クラス(および他の)職員で実験された時は特別な効果はありませんが、その後被験者は乗り物酔いの気分や全体的にいらいらしたことを述べています。しかしながら十分な複雑さを持つ機械仕掛けのアイテムが組み立てられたSCP-680の前方約0.5mの場所に置かれると、SCP-680-2のいくつかの道具が自然に動き始め、自らを対象のオブジェクトに"合わせた"ようである固有の設定にします。さらに、フィラメントが段々と暖かくなり、最終的には目に見えて熱くなります。残りのSCP-680-1と-2は一時的に不活性になります。

およそ3分後、SCP-680の様々な部品から一連のカチカチとした音が発せられます。4つの音の発生源が識別されています:

  • 両方の接眼レンズ調整つまみ
  • 追加の拡大鏡
  • SCP-680-1の(塞がれていない)右目の穴の内部

これはフィラメントが████度の最大温度に達するまで続き、その後全ての動作は止み、頭蓋骨は約3時間"電源オフ”となります。

SCP-680に対して行われた研究ではこのSCPより発せられる"カチカチ音"は実際に"調べられた”アイテムの特性を説明するモールス信号による通信メッセージであり、これには製造会社、オリジナルの組立者やチームと主張するもの、機能、他のアイテムなどが含まれます。さらに、特定の部品の"調査"は一貫してそのSCPのある部分から来ているようです。例えば:

  • 製造方法、モデル、技巧などの統計的な部品の調査はレンズ調整つまみから報告され、
  • オブジェクトの原料構成に関する提案は拡大鏡から報告され、
  • 特別異常な性質はSCP-680-1の目の穴から報告されます。

SCP-680により集められた原料構成のデータは主として統計的なものであるようであり、周期表の初めの92元素の内の80の元素に対応する原料の一覧が与えられます。通常、原料はそれの最大割合が示され、続いて行われる対象オブジェクトのスペクトル解析はSCP-680の解析と10%の誤差で一致します(ただし顕著な逸脱があります。補遺680-2を参照して下さい)。

調査済みの特定の製造方法によるオブジェクトは、驚くべきほど正確に出自の判明しているオブジェクトと一致することは注目に値します(例えばSCP-███では開発チームだけでなく、リーダーの名前やそのSCPの推定製造日が示されました)。

SCP-680-1の目の穴による"異常な"報告は、他のそのSCPからの報告よりも正確性が格段に落ち、通常懐柔的な性質を持ちます。多くの場合、特に調査済みのSCPを対象とする時、メッセージは主にすでに調べられている事柄ですが、大抵は他のSCPの振る舞いを全体的によりよく理解する導きとなる包括的なコメントも与えられます。しかしながら、それの経験的なデータはいらいらするほど曖昧か、謎掛けの形で提示されます。

メンサ博士はこのSCPの"全体的な報告"は、実際に手元にある原料をそのSCPが"調査"した結果から来るものではなく、その代わりに以前行われた研究を素早く調べ、それを言い換えたものであるという理論を形作りました。しかしながらそれがどのようにして情報を獲得するかについての説明は確定しておらず、メンサ博士は少なくとも検証ができるように、その理論をより練り上げなければならないと述べています。

補遺680-1: SCP-680は調査されるオブジェクトに直接対峙されなければなりません。オブジェクトの複製物では最も良い場合であっても、対象のモデルや展示に関する情報を与えます。同様に、SCP-680を鏡に向けて持つことは、その鏡が十分なSCP条件を満たす特性のない限り、SCP-680から何も情報を生み出しません。

補遺680-2: SCP-680は十分複雑な機械装置と対峙した時のみ起動するようです。生物的オブジェクトはこのSCPから何の反応も引き出さず、もし機械オブジェクトに生物的部品がある場合、SCP-680はその特性を完全に無視します。ここで、"機械"とは構造の中に最低でも███個の動作部のあるオブジェクトを指します。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。