SCP-686-JP
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アイテム番号: SCP-686-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル:

SCP-686-JPは太平洋上の収容サイト-8197に保管されます。当該サイトから半径30km以内への軍用機、軍艦、原子力潜水艦、その他あらゆる兵器の侵入の試みは阻止されなくてはなりません。サイト-8197内の銃器は収容用の小銃のみに限定されます。実験時以外は1つの収容ケースにまとめて保管してください。

SCP-686-JPの収容室には複数の小銃が設置され、常に専用装備を装着した対策チームによる監視と生成されたSCP-686-JPの回収が行われます。収容室内の小銃は点検によって使用可能な状態を維持してください。10000発を目安として実験に必要なSCP-686-JPを確保し、余剰分は完全に融解させたのちに廃棄処分されます。

説明:

SCP-686-JPは6mmプラスチック製BB弾です。構成しているプラスチックは燃焼せず、融点は2698℃でした。現在、完全に融解させる以外にSCP-686-JPの異常性を失わせる方法は確立されていません。

SCP-686-JPは周囲の人間への確率操作と精神的影響によって、踏みつけによる転倒、小銃を所持していた場合は小銃の腔発、誤射などを引き起こします。また精神的影響にはSCP-686-JPを肉眼で認識することが困難になる効果も含まれています。映像機器を通すなどの処置で対策が可能です。

SCP-686-JPは5分に1度、半径1km以内にランダムに100~300発ほどのSCP-686-JPを生成します。半径1m以内にまとめて保管した場合は、全体で同様の量を生成しました。この生成がSCP-686-JPの主な移動方法であると推測されます。

周囲20km以内に使用可能な小銃が存在する場合、その方向へ生成を行うことが判明しています。生成可能圏内に使用可能な小銃が存在する場合、数発のSCP-686-JPが小銃内に生成され、小銃が使用不能になる場合があります。この生成で小銃が破損した事例はありません。

20██/██/██、██県██町にてエアソフトガン関連の怪我の異様な増加が報告され、財団の把握するところとなりました。製造会社は倒産しており、工場、責任者などを特定する試みは失敗に終わっています。財団は流通済みのSCP-686-JPを回収後、関係者にクラスA記憶処理を施しました。

事案686-JP-01
20██/██/██、サイト-81██内の訓練用射撃場において拳銃の腔発や誤射、転倒が相次いで発生し、█名の負傷者を出す結果となりました。同日にSCP-686-JPの特異性の変化が報告されていたため、関係性が疑われました。調査の結果、原因がSCP-686-JPであることが確定。特異性の変化は、SCP-686-JPの収容室から860m離れた地点で小銃の輸送を行った後に発生したことが確認されています。サイト内の銃器を一斉点検し、発見されたSCP-686-JPは収容されました。

実験によってSCP-686-JPの変化した特異性の詳細が確認された後、収容プロトコルの改定とEuclidへの格上げが行われました。この事案を受けて、SCP-686-JPに周囲の銃器および兵器に応じて能力が成長する疑いが持たれています。

補遺: 以下はサンプルとして保管したSCP-686-JPのパッケージ(SCP-686-JP-aとして指定)に記載されていた文章です。パッケージ自体に文章の変化以外の特異性はみられません。同様の文章が全てのパッケージに記載されていました。

これまでに2回の文章の変化が報告されています。更なる文章の変化は直ちに担当者に報告してください。


SCP-686-JPは完全に財団の存在と自らの境遇を理解していると推察されます。にも関わらず、我々を「子供」、銃器を「玩具」として表現し続けています。これがSCP-686-JPの文章改変能力の限界による事象ならば構いません。ですが、SCP-686-JPが意図してこのような表現を続けているならば、我々は「保護者」の存在を意識しなければならないでしょう。継続的な調査の必要性を主張します。──███博士
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