SCP-688
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アイテム番号: SCP-688

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-688は野生で活動しています。標本は機動部隊シータ-13("地上げ屋")が特定された未収容の巣として回収します。巣を作ったSCP-688は暗視装置を装備したエージェントによって暗闇の中で回収し、巣がある地域を囲んで無傷を維持することを要求される物理的構造の場合でも、その移動は巣全体を動かす事でのみ実施します。巣は不透明な耐光性の容器に入れて移送し、サイト-██のSCP-688保管施設に設置します。

SCP-688保管施設は外部の光から保護された最低5000m2の開けた区域を提供し、収容内のそれぞれのSCP-688の巣は第2耐光性構内で覆い、SCP-688の実験と給餌の時にのみ取り外されます。個々のSCP-688は担当の研究員が指定した量と時間で給餌されますが、SCP-688の餌のバイオマスはSCP-688がその巣を放棄するのを防ぐために少なくとも25%は生きた組織を含まなければなりません。この基準はサイト管理官の判断で実験のために撤回することができます。

説明:SCP-688は明らかに生きている有生実体で、Ichthyomyzon castaneus(Chestnut Lamprey)と多くの著しい形態的類似点を共有します。しかし、重要な幾つかの点で相違点があります:SCP-688には外部感覚器官、鰓、総排出腔の開口部がありません。またSCP-688は非常に大きく、その大きさもとても異なり、10cmから200cm以上にわたります。更にSCP-688はより様々な生息地があり、最も南部では[編集済]、最も北部では[編集済]で発見され、地上、穴、水中でも見られます。

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野生のSCP-688の巣

Ichthyomyzon castaneusとは異なり、SCP-688は寄生よりも待ち伏せによる捕食を行います。SCP-688はその身体を光から隠す場所に巣を作って生活し、口を外部への開口部に固定させます。巣作りした場所にいる間、SCP-688は動かず、開口部に入った全ての生物を捕食します。この巣作りした場所は光の露出が限られて定期的に生物が侵入する場所であるならば、自然の中や人工物の中でも存在します。(多くの生物はSCP-688よりも高い光に対する抵抗力があります。)積極的に巣作りする場所以外でSCP-688の例は確認されておらず、どのようにして(または如何に)これら実体が野生で移動し、巣作りする場所を見つけているのは不明です。

現在までにSCP-688の巣は動物の巣穴、岩盤構造体の亀裂、空洞の丸太、排水パイプ、雨樋の縦穴、生ゴミ処理機、靴等の衣類、ビュイック・センチュリーのエンジンブロック、[編集済]内部で発見されています。

一旦生物がSCP-688の口の中に侵入すると、内側にカーブする歯はその生物を掴み、SCP-688の外見上の大きさや巣作りした場所の直径よりも非常に大きな獲物を引き入れるのに十分な力でSCP-688の消化管の中に引き込みます。SCP-688に掴まれた物体は回収が不可能であることが判明しました;SCP-688は餌食となった生物の全身が巣の開口部を強制的に通過する(68kgのグレートデーンは3秒未満で20cmのパイプに引きずり込まれたのが確認されました。)か、餌食となった生物の身体が摂取部分と力学的に切り離されるまで引き込み続けます。(実験中、1人のD-クラス職員は人差し指をSCP-688が巣食っている電球ソケットに入れました。1.8秒で彼女の肘より先の左腕が失われて肩までデグロービング損傷を負い、肘関節は切り離されて彼女は巣作りされた場所から後退りました。)

SCP-688は排泄、大きさの変化、質量の増加をすることなく無制限に有機物を摂取することが可能です。これは明らかに消化器系が別次元の生物に繋がっている事によります。またこのことは認められた脅威からSCP-688の奇抜な逃走方法に繋がります。高照度の光への露出、または巣作りした場所から移動する場合、その口は内側へと凹ませてその後にSCP-688の外側の皮膚を引き込みます。このようにしてSCP-688の身体は"空の気球が裏返った"、"靴下が捲れた"と表現されるような方法で体積を減らすように見えます。SCP-688が完全に消えるまでこれは続きます。財団制御下のこのような事象は収容違反として判断され、承認された実験の一環として起きたとしても懲戒されます。

付録1:

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