SCP-696-JP
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SCP-696-JP-2の一例。内部にSCP-696-1が存在します。

アイテム番号: SCP-696-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-696-JP-1およびSCP-696-JP-2は全てサイト-8170において大きさに応じた標準オブジェクト収容ロッカーに収容してください。SCP-696-JPはビニールの抗菌パックに保存した上で同様に収容されます。各オブジェクトへの実験時以外の直接接触は禁止されています。

SCP-696-JP関連オブジェクトを使用した実験はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員2名の許可を得た上で、機動部隊を待機させて行ってください。

曝露者は収容サイト-8170における管理が義務付けられました。記憶処理、カバーストーリーの適用を行ったのち、標準人型オブジェクト収容プロトコルに従って収容してください。 曝露者から異常性が失われたため、この収容手順は廃止されました。通常の経過観察を続行してください。

説明: SCP-696-JPは粉砕された状態の7.6kgの人骨で、現在までに34種類の異なるDNAが検出されています。

人間(以下、曝露者)がSCP-696-JPに接触すると、直ちに曝露者と完全に同様のDNAを持つ様々な状態の死体(SCP-696-JP-1に指定)が曝露者から30m以内に生成されます。場合によってはSCP-696-JP-1以外の物体(SCP-696-JP-2に指定)の生成も同時に確認されました。SCP-696-JP-1またはSCP-696-JP-2には曝露者の氏名を含む情報が様々な形式(多くは刻印)で表記されています。

SCP-696-JP-1およびSCP-696-JP-2はSCP-696-JPと全く同様の特異性を持ちます。

SCP-696-JPはサイト-8162における大規模収容違反で発生した犠牲者の処理過程において発見されました。発見時既に一般人を含む██名の曝露者が発生しており、その形状から風や水流による更なる拡散が危惧されましたが、財団の収容作戦は成功しました。現在まで収容違反の報告はありません。

曝露事例記録

曝露者: 14歳女性 

SCP-696-JP-1: 焼却された遺灰。

SCP-696-JP-2: 浄土宗式の墓に酷似しており、戒名・命日・享年と共に曝露者の氏名が彫刻されていた。命日は収容日からおよそ7年後の20██/07/19。

曝露者: 23歳女性。麻薬密売に関係していることが後の調査で判明。

SCP-696-JP-1: 白骨化した死体。大腿骨に「20██/11/19 ██ ██(曝露者の氏名)」という彫刻がなされていた。

SCP-696-JP-2: 大量の土。神奈川県██山中のものと成分が一致した。

曝露者: 36歳男性。大手缶詰メーカー██社に勤務。

SCP-696-JP-1: 挽肉状の死体。

SCP-696-JP-2: ██社製鯖缶に酷似しており、SCP-696-JP-1が詰められていた。原材料表示に「██ ██(遺伝子組み換えでない)」(██ ██は曝露者の氏名)との表示を確認。██社への調査を行ったが、有効な情報は得られなかった。

曝露者: エージェント・篠林。収容任務の際に誤って曝露。

SCP-696-JP-1: 大腿骨、肩甲骨、頭蓋骨と筋組織が複雑に絡み合った冷凍状態の物体。

SCP-696-JP-2: 「20██/09/24 篠林 ██」と書かれたコピー用紙。

曝露者: D-71936。担当者許可の上で実験的に曝露。

SCP-696-JP-1: 常にD-71936の氏名を叫び続ける[編集済]。機動部隊によって鎮圧された。この事案によって7名の負傷者、12名の曝露者が発生。D-71936は即時終了。

SCP-696-JP-2: なし。

補足: Dクラス職員を用いた実験では危険なオブジェクトの生成が複数確認されたため、収容プロトコルに実験時の注意が追加されました。

 

事案696-JP-い
20██/██/██、経過観察中の曝露者が一斉に異常行動を実行。一般人の場合は周囲の遺灰を無差別に盗掘して自宅での保管を行い、財団職員の場合はそれに加えてDクラス終了後の死体焼却について激しい抗議を行います。いずれの曝露者にも死体への異常な感情移入が確認され、この状態の曝露者は未知の方法で20km以内の死体を感知します。SCP-696-JP関連オブジェクトおよび曝露者はあらゆる死体の処理を外部施設で行う収容サイト-8170における管理が義務付けられました。異常行動は現在も続行中です。 補遺を参照してください。
 
補遺: 20██/██/██、サイト-8162においてD-29666の死体処理を終了した際に遺骨がSCP-696-JPの性質を示したため、収容されました。また、D-29666の死亡時刻とほぼ同時刻に曝露者の異常行動は全て終了しており、通常の状態に戻っています。D-29666の独房からは以下の物品が回収されました:棒やすり、複数のDクラス職員の毛髪78g、D-35186(死亡済)との交換日記、手帳六冊、D-29666の犬歯。手帳および交換日記はいずれもインクとD-29666の血痕で判読不可能な状態です。

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