SCP-699-JP
評価: +8+x

アイテム番号: SCP-699-JP

オブジェクトクラス: Safe

石段

SCP-699-JP-Bに指定された石段

特別収容プロトコル: SCP-699-JPには複数のカバーストーリーが適用されます。SCP-699-JP-Aは周囲を環境に適した高さ2mの柵で囲って完全に封鎖し、「老朽化」のカバーストーリーを流布して新しく建てられた神社に登記簿を移して下さい。SCP-699-JP-Bはカバーストーリー「危険生物の増加」の流布を行い経路を全て封鎖した上で警備員による監視を行ってください。SCP-699-JP-Aの神主に対しては円滑な収容を行う為に一部の事情の説明と問題にならない程度の記憶処理を行い、新たな神社での業務を続けさせて下さい。

説明: SCP-699-JPはSCP-699-JP-AとSCP-699-JP-Bに対しての一定の手順を踏んだ通行を行った際に発生する、現実改変と思われる異常現象です。SCP-699-JPの異常性の発露には手順を行った個人の認識が強く関係していると考えられており、該当する認識を意識していない個人に対しては効果を及ぼさないと考えられています。常識の範囲外の事象で効果を及ぼす可能性があります。

SCP-699-JP-Aは██府███市に位置する████神社、及び境内に設置されている御籤です。SCP-699-JPの発露の手順は当区域内で発露要素を含む紙片(以下、紙片と既述)を手に入れる行為です。1この発露要素は「待ち人来る」の文字(以下、発露要素と表記)であり、印刷や手書きに関わらず発露要素を含む紙片であればSCP-699-JPは発露します。また御籤を撤去した場合は敷地内の全ての落ち葉、冊子、紙幣、生物の皮膚等が発露要素の記述された白色の繊維質へと変化する事が確認されています。

SCP-699-JP-Bは████神社から国道██号線までに位置する約50mの距離の階段と坂を含んだ歩道です。SCP-699-JPの発露の手順として、SCP-699-JP-Aにて保有した紙片を所持した状態で通過する必要があります。この際にSCP-699-JPの発露以前に紙片を損壊、破棄した場合には何も発生しませんが、その場合紙片は消失することが確認されています。

SCP-699-JPは上述した手順を行った際に、行った人物が会いたいと望む人物を可能な限り違和感の無い形でSCP-699-JP-Bへ誘導します。この際に誘導された人物は様々な理由でSCP-699-JP-Bへ自らの意思、あるいは相応の理由で辿り着いたと証言しますが本来一緒に行動していた人物や目撃者の証言等から認識操作、もしくは一種の現実改変が行われていると考えられています。

以下はSCP-699-JPの実験を一部抜粋した資料です。
詳しい資料の閲覧にはSCP-699-JP担当研究者の許可が必要です。

上記の実験結果を鑑みた結果、これ以上の実験の継続は世間への混乱、深刻な情報漏洩、財団内部への干渉を及ぼすと判断した日本支部理事会の命令によって禁止されました。

補遺: 20██/██/█、SCP-699-JPが関与している可能性のある事案が発生しました。警備員の報告によると境内に突風が発生し御籤の容器が倒れた事によって内部の紙片がSCP-699-JP-Bへと飛ばされた事が発端だとのことです。警備員が紙片の回収に向かった所、80代と見られる男性が現れ突如敬礼するような動作を行った後に万年筆を使用して自己終了を行いました。その後身元を調査した所SCP-699-JP-Aから5km離れた場所に位置する戦没者慰霊碑へ訪れていた██氏であった事が判明しましたが、SCP-699-JP-Aに一度も訪れた事は無い事が確認されています。██氏の行動の原因は判明しておらず、SCP-699-JP-Bに飛ばされた紙片に発露要素が含まれていた事との関連性は不明です。

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