SCP-707-JP
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アイテム番号: SCP-707-JP
 
オブジェクトクラス: Safe
 
特別収容プロトコル: SCP-707-JPが存在する403号室は、現在財団が借用しています。403号室の部外者による侵入を阻止するため、外部へ繋がる窓は全て強化ガラスに取り替え、封鎖して下さい。玄関は財団製のオートロックとアナログキーによる二重ロックを設置し、常に施錠された状態で管理されます。
 
説明: SCP-707-JPは██県███市に建設されている█████マンションの4階、403号室で発生する異常現象です。SCP-707-JPが発生する部屋の間取りは1LDK(約25平方メートル)で他マンションの内装と同等ですが、浴槽やトイレなどの壁が全て破壊されており、個室や壁が存在しない1つの空間へ変化しています。室内の最深部であるリビングの壁際には経年劣化と汚染が認められる椅子が一脚存在しているものの、照明器具をはじめとした家具全てが破壊されています。これら物理的破損はSCP-707-JPの異常性により破壊されたものであると推測されています。
 
SCP-707-JPは403号内に生物が侵入すると異常性が発生し、進入者が内部へ進行するごとに段階的に影響力が増加します。403号室唯一の出入り口である玄関付近では、個人差があるものの圧迫感を自覚する程度に終わり、容易に脱出することが可能です。玄関から約2~3m進んだ位置に到達すると、進行者の肉体に物理的な影響が現われます。進入者は身体動作が緩慢となり進行に支障を来すようになります。この時点で進入者は玄関側へ戻ることが不可能となり、外部による援助活動は無意味な結果に終わりました。
約5~6m進むと進行者の肉体に、打撲や骨折を初めとした負傷が発生します。特に影響を受けやすいのは四肢の末端部分と全身の関節部位で、内部進行または時間経過により負傷箇所が増大・重症化していきます。特筆すべき点として、肉体の負傷は進行者の脚部や股関節に致命的な負傷を発生させますが、進行者には一切転倒は認められませんでした。約7m付近で進行者は、自身の意思や肉体の負傷に関係なく未知の力で最深部へと進行し、全身をあらゆる方向から圧縮され死亡します。
 
SCP-707-JP内で発生するこれら物理的損害は、室内に不可視の物体が存在していることで発生するものであると推測されています。707-JP研究チームは室内に存在する不可視の存在を証明すべく、サーモグラフィーや暗視カメラを用いて室内の観測を行いましたが、403号室内に生体反応が検知されたことはありません。財団標準耐圧スーツを装備した状態なら最深部へ進行することが可能ですが、退出が不可能であることに留意して下さい(詳細は調査記録-3を参照)。
 

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