SCP-730-JP
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収容前のSCP-730-JP-1

アイテム番号: SCP-730-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:SCP-730-JPはサイト-81██の、20mm鉛板で内壁を補強した第8隔離収容室に保管されます。SCP-730-JP群の動向は常に監視カメラによって監視し、画像認識による追跡で各個体を識別します。各個体に何らかの変化が発生した場合はその記録を行ってください。
新たなSCP-730-JP個体が第8隔離収容室付近で確認された場合、直ちに管理職員への報告を行い、後に収容してください。その他の場所で発見された場合、箱を被せて密閉することにより移送が可能となるので、その状態でサイト-81██第8隔離収容室へ移送してください。

説明: SCP-730-JPは、あらゆる物体表面上に発生する、足跡の形をした黒色液体の出現及び消失現象です。

SCP-730-JPは、人間の右足跡の形と左足跡の形でそれぞれ一定距離内(最長1.22m)で交互に出現し、最後に出現した個体を除き数秒間(最短4秒、最長11秒)で消失します。この特性のため、SCP-730-JPの物体的性質に関しては黒色の流動体である事、そして密度や粘性などのおおかまかな値しか判明していません。流動体の出現量は不規則であり、厚みが確認できるだけの量が出現することもあれば、かろうじて足跡を淡く形成できるだけの量しか出現しないこともあります。

SCP-730-JPはその外見的特徴から、人型実体が歩行するに伴い発生した足跡であるように見えます。しかし、予想された人型実体は一切観測されていません。また人間であれば入り込めないような狭い隙間にも移動する事が可能です。この事から、黒色液体の出現及び消失現象そのものをSCP-730-JPとして扱います。

以上、人型実体一個体の歩行に相当するSCP-730-JPを1組とし、現在財団は37組のSCP-730-JPを収容しています。(SCP-730-JP-1~SCP-730-JP-37)
最初の収容個体であるSCP-730-JP-1は、2013年2月7日、██府██市の廃マンションの中で学生によって発見され、関係者へ記憶処理を行った後に移送及び収容されました。
SCP-730-JP-2以降は全て、自ら同収容室へ近づいてきたところを収容されたものです。どこから来たのかは正確に特定できていませんが、サイト外部で発見された個体がやってきた方向から、大部分は██府██市近辺に存在していたと予想されています。SCP-730-JP-2以降の個体は収容までの間は明らかにサイト81██第8隔離収容室に向かって移動していましたが、収容以後はSCP-730-JP-1同様に収容室内をうろつくように移動するのみであり、SCP-730-JP同士が接触しても特に何の反応も見られませんでした。

SCP-730-JP各個体は初期は標準的な男性のものであり、全て同一人物の足形として見られています。しかし不定期に形状変化が発生し、その結果人間の足跡の形状を逸脱するものも含まれます。

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