SCP-744
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SCP-744

アイテム番号: SCP-744

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-744は不動産であるため、封じ込め施設744-Aが周辺に建設されています。周囲2キロメートルは上部を鉄条網で覆ったコンクリート壁で隔離されており、監視カメラが配置されています。周辺に置かれる警備詰所には標準野戦装備で武装した警備員が配属されます。SCP-744で生産された全ての物資は、それらがまだ使用出来るうちは保持される事になっています。

説明: SCP-744はウェストバージニア州███████にある、約30エーカー(12.14ヘクタール、東京ドーム9個分)に渡る広大な廃工場です。SCP-744はかろうじて動いているに過ぎず、ほとんどの製造設備はどこかの箇所が劣化しその機能はもはやありません。またSCP-744の封じ込め以前に未知の集団により故意に損傷された所が数ヶ所ありました。SCP-744には通常は互いに関連付けられない様な様々なタイプの製造設備があり、これには巨大な産業区画、自動化された製造設備、如何なる目的も全く果たしていない様に見える巨大なピストンなどが含まれています。封じ込め施設744-Aにおける現在の調査では、これら機械間の本来あるべき連結について専ら研究しています。

SCP-744の異常な性質は56時間おきに現れます。この時、SCP-744は製造設備を活性化させます。SCP-744が活性化している間、製造設備は積極的に運用され品々を生産します。[これらの品々の部分的なリストはSCP-744生産品記録を参照して下さい]SCP-744で生産された全ての品々はコンベアベルトを通して巨大な一時保管室へと運ばれ、この保管室は品々の組立てに作られた部屋と見られています。この保管室はもはや機能を有していません。SCP-744がどこから原材料を仕入れ品々を生産しているかは不明です。

SCP-744-1は████ ██████と名乗る音声です。自身をSCP-744内の機密区画に居る製造主任だと主張します。SCP-744-1はSCP-744に入って来た者全てに対し、設置されたスピーカーを通じて会話を図ろうとします。これらの会話は大抵、SCP-744は高度かつ先進的な製造設備だが少々の修理を必要としており、『目的』に向かい作業を再開出来るよう復元作業に協力すべきだとSCP-744-1が相手を説得しようとする事から成ります。探査と併せて行なわれた、SCP-744-1から『目的』について聞き出す試みは失敗しました。その事の実体について詳細を明かせないか、明かしたくないのだと思われます。

SCP-744は1954年██月██日、当地の軍事基地に潜伏していたエージェントが『幽霊工場』に進入したという報告の際に発見されました。調査のためのエージェントが派遣されSCP-744-1との会話を確立し、その後SCP-744の特異性が確認されました。1955年██月██日、封じ込め施設744-Aと共に取扱方が成立しました。『幽霊工場』の話を知り伝えた人々には、クラスC記憶処理が行なわれました。1961年██月██日付でSCP-744はEuclidに分類されました。

CENTER:SCP-744生産品記録
製造部門 φ 毎時100個のペースで長さ3 cm の亜鉛メッキされた釘を製造している。釘は低品質であり、そのほとんどは錆と経年により酷く劣化しているように見える。
製造部門 ζ 鋼鉄製の大きなビーチパラソルを製造している。相違した低品質な鋼鉄で出来ており、大抵の物は劣化が著しい。11時間毎に1個生産される。
製造部門 η 0.3 × 0.5 × 0.3 m の鋼鉄ブロックを製造している。大抵は高品質であり、つやが見られる。毎時15個が生産される。
製造部門 κ 15 cm の鉄製のボルトを製造している。組立ラインに損傷が見られ、ボルトとして使用不能な程の欠陥品である。
製造部門 λ 重度の損傷があり、一定量の鉱滓を垂れ流している。鉱滓の組成はサンプルによって異なり、[[[SCP-2406]]]の金属板と一致する銅の合金から、SCP-1139を形成するブロックに一致する灰色の金属まで様々である。
製造部門 ψ 直径 2 cm 厚さ 0.01 cm の鋼鉄製のワッシャーを毎時200個生産している。
製造部門 ε 砲兵用の対戦車榴弾を毎時300発生産している。製造上の欠陥から非常に不安定である事に注意すべきである。

補遺744-A: SCP-744-1との会話記録。SCP-744-1の非協力的な性質から、インタビューは大変短い物となっている。

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