SCP-755-JP
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SCP-755-JP

アイテム番号: SCP-755-JP

オブジェクトクラス: Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-755-JPは現在Neutralizedに分類されています。詳細な経緯は補遺を参照してください。

説明: SCP-755-JPはナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)に酷似している昆虫です。組成や生態はナナホシテントウと一致しますが、SCP-755-JPの前翅の色は水色です。

SCP-755-JPは未知の感染経路を通じて人間の認識を汚染します(認識汚染を受けた人間をSCP-755-JP-1とする)。感染経路はSCP-755-JPの全滅によって研究が凍結されたために判明していません。ただしヒト-ヒト感染もしくは空気感染の類であったと推定されています。SCP-755-JP-1へのAクラス記憶処理は異常性の除去に繋がりませんでした。

SCP-755-JP-1はすべての「平行して覚えている3つ以上の事柄の内の1つ」をナナホシというワードに置換します。例えばSCP-755-JP-1に光の三原色を訪ねると「ナナホシ・青・緑」や「赤・ナナホシ・緑」などと答えるようになります。これはSCP-755-JP-1のすべての表現と知覚に影響します。また、SCP-755-JP-1は他者から認識汚染について指摘されると軽度の混乱を起こす可能性があります。

2人のSCP-755-JP-1の間で同じワードがナナホシに置換されている場合、会話に支障は現れません。しかし異なったワードがナナホシに置換されている場合は会話に無視出来ない程度の支障が現れます。例えば東西南北の4方向の内、東がナナホシに置換されているSCP-755-JP-1同士は正常な会話が可能です。ですが西がナナホシに置換されたSCP-755-JP-1と南がナナホシに置換されたSCP-755-JP-1の間で行われた会話は方角や世界史の話題において支障を来します。

SCP-755-JPは長野県██山に生息していた個体を休暇中のエージェント██が発見した事により収容されました。エージェント██は財団への報告時点で既にSCP-755-JPの異常性に曝露しており、SCP-755-JP-1-1と指定されました。

以下はSCP-755-JPがEuclid分類されていた時の報告書です。

補遺: 20██/██/█、SCP-755-JPの全個体が収容室で餓死しているのを職員が発見しました。その後SCP-755-JP-1群の認識汚染が解消され、他サイトの救援部隊からも当サイトの職員が正常であると認可されました。餓死の原因はSCP-755-JPへの給餌が2週間に渡って行われていなかったことによるものだと推定されています。異常性への曝露条件は解明されておらず、現時点ではSCP-755-JPの死が影響を解除するトリガーになっていたという説のみが有力視されています。
また、SCP-755-JPが初めて確認された地域で大規模な捜索が行われましたが、新たなSCP-755-JPの個体は発見されませんでした。そのため、SCP-755-JPはNeutralizedに再分類されました。

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