SCP-757
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モモの実をつけた状態のSCP-757

アイテム番号: SCP-757

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-757は生物サイト-103の菜園区画に移植されました。この区画は常時殺傷力の低い兵器と、物理的な拘束具(手錠など)を所持した4人以上の警備員によってパトロールされています。このSCPへの接近には、レベル3職員からの許可が必要です。SCP-757の半径4メートル地点に設置された電気柵は、許可なき接近を防ぐため常に作動していなければなりません。SCP-757から収穫された果物はSCP-757の収容区画内に残されていません。研究目的での消費はその場で行われ、その残留物はすべて速やかに焼却処分されます。収容区画内の腐敗した果実は月に2回洗浄されます。また、収穫された果実は現場で焼却処分されます。

説明: SCP-757は約11メートルの高さのPrunus perisica(一般的なモモの木)によく似た性質を持つ果樹です。地元の新聞に果物を吐き戻す住民の記事がいくつか掲載されたことにより、████████の[削除済み]で財団が存在を把握しました。調査の数週間後、SCP-757は廃屋の裏庭で発見されました。その場には大量の腐った果実が、いくつかの栄養失調が原因とみられる死体と共に発見されました。

SCP-757自体には異常な性質はほとんどありません。木材の質感や、折れやすい、傷つきやすく、また容易に燃えるなど、リンゴの木に酷似した特性を持っており、葉はモモのものと同一です。また唯一の異常な特性として、折れた枝の再生が行われることがあげられ、その果実(SCP-757-1と定義します)が収容を決定づけました。夜明けごとに、SCP-757は異なる種の代表的な食用果実を実らせます。果実は平均して5分おきに成長しており、果実の大きさは成長時間に依存します。果実は日中は枝についた状態で存在し、日没時に地面に落下し、ほぼ瞬時に腐敗します。人類がSCP-757になった状態のSCP-757-1を目視すると、SCP-757-1を食べたいという強い欲求が表れます。その味は例外なく「おいしい」「非常に甘い」などと報告されており、レモンのように、強烈な苦みを伴うと予想されるような場合であっても、その味は高級なレモン風味のデザートのようであると報告されました。

SCP-757-1の消費は、一口で被験者の腹部前面に新たな臓器形成とそれに伴う激痛を誘導するため、推奨されません。一週間の間に、消費したのと同じタイプの果実が腹部前面の臓器内に形成され、痛みや目視できるほどの腫れを引き起こします(また、果実が非常に巨大な場合は、内臓組織の損傷が確認されました)。果実が成熟した際、強制的に食道に繋がる管が形成され、口から果実を射出できるように、生体組織が変形させられます。果実自体は排出の過程において、ある程度変形しますが、恒久的な変形や損傷は確認されません。(ほとんどの場合その果実は体液で覆われているにせよ)常に排出される果実は被験者が消費した果実と同種類のものです。排出された果実にSCP-757-1の特性は確認されていません。被験者はその果実を生産時に消費された栄養素補給のために食すことが推奨されます。

SCP-757が生成する果実は頻度が高い順に以下の通りです。桃、プラム、リンゴ、ナシ、スイカ、バナナ、パイナップル、イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、キンカン、キウィフルーツ、レモン、(1事例のみ)カボチャ。

現在SCP-757の引き起こす症例に対する治療は存在しません。形成された新しい臓器を外科的手段で切除した場合、切除された部分に同じスピードで新しい臓器が再形成されます。これらの症例の物理的、科学的、遺伝子的、また外部からの原因を特定するための研究は保留されています。またSCP-757-1のジュースがその特異な効果を保有しているかどうかを判断する実験の承認は保留されています。

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