SCP-762-JP
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SCP-762-JP-1に置換された50kgNレール

アイテム番号: SCP-762-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-762-JPの完全な収容は成されていません。現在、狭軌1の路線を営業している日本国内全ての鉄道会社の協力の下、狭軌の鉄道路線に敷設されている全ての50kgNレール2の状態と、その付近で発生するレール上への置き石事案が監視されています。
SCP-762-JP-1が発見された場合、その収容違反は即座にSCP-762-JPの監督官と機動部隊き-36("犬釘")に報告されます。機動部隊き-36は各種鉄道用保線機械を用いてSCP-762-JPを撤去及び収容し、一般的な50kgNレールと交換、その他付随する保線作業を行い、列車が正常に運行できるようにします。
収容された全てのSCP-762-JP-1は現在サイト-81██の内部に設置されたバラスト道床3の木製枕木上に、狭軌の軌間となるように設置されています。
現在サイト-81██に収容されているSCP-762-JP-1の個体数は[編集済]本です。
SCP-762-JP-2は職員により回収し、一般的な砕石として転用あるいは廃棄、または財団のフロント企業「株式会社SCプロパティーズ」が販売してください。

説明: SCP-762-JP-1は、全長25m、全高15.3cm、全幅12.7cm、重量1.26tの鉄道用50kgNレールです。材質は高炭素鋼で、経年劣化への耐性を持つ以外には通常の鉄道用50kgNレールと同様の性質を持っているように見えます。

SCP-762-JP-2は、SCP-762-JP-1から定期的に生成される直径15mmから70mmほどの数個から数十個のバラスト軌道用砕石です。材質は花崗岩、珪岩、安山岩などで、SCP-762-JP-2自体に特異性はありません。

SCP-762-JP-1は、営業中の鉄道路線に敷設されている50kgNレールと未知の方法で置換され、毎月20日及び30日頃にSCP-762-JP-2を自身または付近に存在するレールの頭部4に出現させます。
SCP-762-JP-1への置換の経過は不明であり、職員の監視中にもかかわらず一般的な50kgNレールとSCP-762-JP-1が瞬間的に置換された例も存在します。
なお、2本のSCP-762-JP-1を営業中の鉄道敷地以外の場所に平行に置いた状態で1ヶ月放置すると、SCP-762-JP-1は活性化し、相互の間隔が狭軌となるよう移動したのち、下部に厚さ15cmから25cmほどのSCP-762-JP-2が生成されます。

SCP-762-JP-1は、2001/9/██に████県████市のJR████の████本線、████駅付近で最初に発見されました。鉄道に関する事故・事案の情報を調査していた際、「毎月20日頃に決まって運転中に異音を感知し、置き石の粉砕跡が発見される区間」としてJR████の社内で話題になっており、その内容からSCP-762-JPの特異性が確認されたため、財団により回収されました。
発見時のSCP-762-JP-1には、次の内容が記載された銘板が一般の50kgNレールと同様の位置に取り付けられていました。銘板及び取付用リベットの材質はSCP-762-JP-1と同一の高炭素鋼です。

  狭軌用自動バラスト充填レール 50N
  製 品 番 号     19-20
  製 造 番 号   [データ削除済]
製 造 年 月 13.8 敷 設 年 月 [編集済]
   東 弊 重 工   ████ 製 鉄 所

その後、2004/6/██頃に銘板の表記が変化しました。
また、SCP-762-JP-2が出現する日が毎月20日及び30日頃になったことが観測されました。

  狭軌用自動バラスト充填レール 50N
  製 品 番 号     20-30
  製 造 番 号   [データ削除済]
製 造 年 月 16.5 敷 設 年 月 [編集済]
   東 弊 重 工   ████ 製 鉄 所

なお、SCP-762-JP-1が製造されたと思われる製鉄所は、200█/██/██に東弊重工の関連施設として財団が調査しましたが、創業から現在に至るまで東弊重工との全く関係が無い企業が所有していることが確認されました。

実験記録762-JP-1

対象: SCP-762-JP-1
方法: 3本のSCP-762-JP-1を正三角形に配置し、約1ヶ月放置する。
結果: 3本中2本のSCP-762-JP-1が狭軌の間隔となるように移動し、残った1本は片方のSCP-762-JP-1から内側65mmの位置に移動しました。その後、レール頭部に複数個、及び下部に厚さ25cmのSCP-762-JP-2が発生しました。
考察: 3本目が移動した位置は、急曲線において「脱線防止レール」が配置される位置であるため、SCP-762-JP-1は急曲線にも出現すると考えられます。 — ██博士

SCP-762-JPにより発生した特に重大なインシデントや事故の記録については以下を参照して下さい。

補遺762-JP-1: 2004/6/██に、最初にSCP-762-JP-1が発見された場所を担当するJR████の████保線区に、以下の文章がFAXで送られていたことが判明しました。

FAX.jpg

このFAXの発信元の電話番号は実際には存在しないことが確認されています。

補遺762-JP-2: SCP-762‐JP-1が発見された場所を担当する保線担当部署には、発見後に同様の文章が郵便・FAX・Eメール等の手段で送付されてくることが判明しました。補遺762-JP-1と同じく、差出人の住所・電話番号・メールアドレス等は実際には存在しないことが確認されています。

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