SCP-780-JP
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アイテム番号: SCP-780-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:SCP-780-JPは厚さ3cm以上、2m四方以上の大きさのアクリル板二枚で挟み込み、暗室に保管してください。研究で取り出す場合は、決して折り曲げる、巻くなど表面同士が接するような取り扱いはしないでください。週に一度、赤外線スコープや高感度暗視スコープ、超音波探査装置など、可視光線の照射を必要としない手段で一名のDクラス職員に収容状況を確認させてください。収容状況の確認後、Dクラス職員を二十四時間隔離し、各種精神鑑定を行ってください。何らかの心理的刷り込みが行われている疑いがある場合は、Dクラス職員を解雇してください。

SCP-780-JPの収容状況確認中に、サイズの拡大が認められた場合は、上級職員に報告の後により大型のアクリル板を用いて収容してください。

説明:SCP-780-JPは、頭足類に分類される生物の細胞が、布状に構成された組織です。細胞は全て線維状に形成されており、肉眼では布のように見えますが、乾燥しているにもかかわらず生命反応を有しています。現在1.4 1.6m四方の大きさで、表面に無数に存在する色素細胞を拡縮させることで、模様を変化させることができます。SCP-780-JPは可視光線に反応して模様を変化させるほか、照射される光の明滅に対して同じパターンでの表面色の変化で応答するなど、知性を有する可能性が指摘されています。また、SCP-780-JPは折りたたむ、丸めるなど表面を構成する細胞同士が接する状態になると、活発に細胞分裂が行われて成長します。

SCP-780-JPは当初、自動的に模様が変化する絵としてanomalousアイテムに分類されていました。しかし、収容施設間の輸送中に夜明けの解放戦線を自称する身元不明の集団の襲撃を受け、複数のアイテムと共に強奪されました。襲撃から14時間後、財団の回収部隊が襲撃地点から20km離れた地点にある建物に踏み込んだところ、襲撃者グループが何者かと交戦した痕跡と強奪されたアイテムが発見しました。その際、強奪直前まではハガキ大だったSCP-780-JPが1.2m四方にまで巨大化していたため、財団の研究者の目に留まり、その特異性の解明につながりました。

現在、SCP-780-JPは複数回の実験により、1.4 1.6m四方の大きさにまで成長しています。また、SCP-780-JPの模様の変化パターンも実験を繰り返すたびに複雑化しており、現在では何らかの強制力のある心理的刷り込みを行うパターンを作り出すに至っています。Dクラス職員にSCP-780-JPを目視させて心理的刷り込みを行いましたが、具体的な行動を起こさせるものではなく、刷り込みの内容は不明なままです。

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