SCP-793
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血痕の中のSCP-793

アイテム番号: SCP-793

オブジェクトクラス: Euclid

立入禁止区域 [Zone of Denial] (現在): 13.4メートル

特別収容プロトコル: SCP-793は"立入禁止区域"の周囲を示す杭により示されます(████████ ██████医療センターの各サイドから13.4メートルが立入禁止区域として印をつけられ、そこからさらに50m遠方の2番目の周囲は"制限区域"とみなされます)。標識 - 立入禁止区域の上に置かれるもの - には"許可を受けた者以外立入禁止"と英語、フランス語、スワヒリ語、ルバ語、コンゴ語、ルガンダ語で記されていなければなりません。実験を行なう時、アクセスはクラス-Dのみに制限されます。他の財団職員は侵入が許可されていません。将来的に病院の周囲にセキュリティカメラを配備する可能性があります。

説明: SCP-793は高い繁殖力を持つ人型コンゴトリパノソーマ症("アフリカ睡眠病"としても知られる寄生原生物)の異常な変種であり、19██年に███████宣教師によって建設された、[削除済]に位置する破棄された████████ ██████医療センターに生息しています。SCP-793の初めての出現は19██年に文書化されています。SCP-793の指数関数的な増加のため、█年使用された後に病院は放棄されましたが、人口が多く突出した█████族と████████族の持つ迷信のために、決して取り壊されることはありませんでした。19██年、財団により病院は保護されました。SCP-793は、不活性状態では、適切な人間のホストが立入禁止区域(ZoD)に入るまで存在しないようであり、ZoDは現在病院のあらゆる箇所から13.4mの位置に推定されています。

人間が立入禁止区域へ入る時、人間の循環器系の内部にその生体が自発的に出現します。通常のトリパノソーマの形態のように制限された繁殖率を示すのとは異なり、SCP-793の繁殖率は被験者がZoDの内部へ入る距離に比例して増加します。例えば、被験者がZoDの端にいる時、SCP-793は通常の人型コンゴトリパノソーマ症の繁殖速度の~5%程度ですが、病院の内部へ入ると(内部では繁殖能力は一定です)、SCP-793の細胞は通常の~400%の速度で繁殖します。

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現在SCP-793の生息地である、████████ ██████医療センター

症状は通常のコンゴトリパノソーマ症と似ていないようであり、ヒステリーの顕著な増加とリンパ管の膨張が見られます。反対のことが被験者がZoDから離れる時に発生します。繁殖率は減少し、寄生虫は自然に消え、視認できる細胞死の痕跡はありません。その死滅がSCP-793に起因すると考えられる体細胞が一般的な体細胞分裂ではなく、突然発生したかのように現れます。症状はその初期段階へと消えていき(神経的な段階から血リンパの段階へといくように)、被験者がZoDから出ると原生物の形跡は消えます。

SCP-793の活動の結果として起こり得る人間の死について最後に注意があります: "反転効果"が被害者の死を完全に反転させます。死亡した人間が最大繁殖率のゾーンから救出されると、即座に体細胞が現れ残っていたSCP-793細胞は消え去ります。そのいわゆる"反死(undeath)"において、体の再構築のために被験者はしばしば極度の痛みを経験し(多くの場合で"数千のナイフが体を突き刺すようである"というように形容されます)、立入禁止区域へ入ったことや全てのSCP-793に関する知識の記憶を持っていません。

SCP-793の反転効果はそれが人間へ起こした損傷のみに影響します。別の原因(例えば通常の人型コンゴトリパノソーマ症)により死亡した死体は影響を受けません。SCP-793は立入禁止区域へ侵入した生きた人間以外には現れないようですは人間の生きた組織以外には現れません。SCP-793の出現は立入禁止区域へ部分的に侵入した人間には起こらず、立入禁止区域内にいる人間の僅か一部のみに制限されます。

病院から運び出されたアイテムには独特な効果はありません。

補遺SCP-793:XOJ1: ███ ████████を通じたSCP-793の取り壊しについて
ウィリアム・ハント博士とション・メンPh.Dによる提案
日付/日時: [削除済]

████████ ██████医療センターは、あるいはSCP-793サンプルの生息地として悪名高いが、殺菌可能な対象となった。提案は概して、典型的には███ベースの化合物である様々な種類の爆発物を言及していた。Euclidクラスの標本を破壊することの論争は、常に財団内の議論の主要トピックであった。SCP-793の終了に関する一般的な合意は1つの懸念である: 多くの財団職員はこのトピックに関する継続した論争にも関わらず、SCP-793の収用継続を提案している。収用継続手続きの擁護の詳細は以下の通りである:


A) SCP-793は本当のところ深刻な脅威ではない。幽霊トリパノソーマ症の活動によって永続的な死は発生しない。
B) 病院の建築構造は継続して頑丈であるようであり、構造的な深刻な衰退の形跡はなく、構造に傷がつかないことが示唆されている。我々はこのことについて実験すべきではないと考える、少なくとも今はまだ。
C) 合意に言及すると、我々は病院の取り壊し後に何が起こるかについての知識を持っていない。
D) そのエリアの近くの部族の怒りを買う。


我々はまたSCP-793を"Euclid"から"Safe"へと再分類する可能性について議論したい。

補遺SCP-793:OR51: 立入禁止区域の変動について
マーク・フルのメール報告より、理解度向上のため編集されている1

いくつかの[立入禁止区域に関する]実験により、境界が[以前]そうであった時よりも、ずっと[遠くに]なっているようであることが分かった。知らないどうしたら???[このことについてどうしたら良いのか私にはわからない]

日付/日時: [調査が行われるまで一時的に削除済]

[た]すけて[私は]どうしたら良いのかしらない、それ[立入禁止区域]は変化している。

日付/日時: [調査が行われるまで一時的に削除済]

おね[が]い[だ]助けてくれ、それ[立入禁止区域]は今ずっとずっとずっと大きくなっている!!!

日付/日時: [調査が行われるまで一時的に削除済]

他のマーク・フルからの類似のメッセージとそのエリアに在中している他の職員が、北アフリカにいる財団資産による興味深い調査をもたらしました。立入禁止区域の変動についての確認は現在審議中です。

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