SCP-796-JP
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SCP-796-JP

アイテム番号: SCP-796-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: その性質上SCP-796-JPを完全に収容する事は不可能です。SCP-796-JPが出現する満月の日の月の出の1時間前よりSCP-796-JPの出現範囲に機動部隊ぬ-7("兎狩り")を待機させ、月の出と共にSCP-796-JPを捜索、出現場所を特定してください。特定後はSCP-796-JPを隠蔽したうえで適宜その時の状況に応じたカバーストーリーを流布し、SCP-796-JPが消失するまで財団関係者以外の者がSCP-796-JPの目視を行うことを回避してください。SCP-796-JPによる実験を行う場合、レベル3以上の職員の許可を得てください。

説明: SCP-796-JPは██県██市の██公園内及びその周辺において定期的に出現と消失を繰り返す、青い塗料で描かれた左手を模したと推測される落書きです。SCP-796-JPは満月の日に██県における月の出と共に出現し、月の入りと共に消失する事が確認されていますが、曇天・雨天の際に出現が月の出より30分~1時間程遅れる事例が確認されています。出現に際しては出現範囲内に存在するビルの壁面等目立つ場所に出現する傾向がありますが、出現の法則性は発見されていません。また、発見から現在に至るまで一度に複数のSCP-796-JPが出現した例は報告されていません。

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SCP-796-JPの形状を模倣した左手

SCP-796-JPの特異性はSCP-796-JPを直接目視した者(以下対象者と表記)が左手でSCP-796-JPの形状を模倣した時(右写真参照)に発現します。この特異性の発現は目視から時間が経過していても発現することが確認されています。対象者は自身の左手が手首部分から「ウサギの頭部を漫画風にデフォルメしたような生物」(以下SCP-796-JP-1と指定)に変化したと認識し、左手を自身の意思で動かす事が出来なくなります。対象者はこの間指の形を崩そうとせず、他者が強制的に形状を崩そうとしても、この形状を維持しようとし続けます。睡眠時・失神時等対象者の意識が無い場合指は崩れますが、意識の回復に伴い自動的に指は再度形状を形成します。なお、この特異性はクラスB記憶処理を行う事によって消失、無効化させる事ができます。

対象者の証言によればSCP-796-JP-1は人間の言葉を話し理解する事が可能です。また、SCP-796-JP-1に触れたり危害を加えようとする相手に対して攻撃的になる傾向があります。

SCP-796-JPは2016年6月頃より██県██市内の診療科目に心療内科・精神科を有する病院・医院において「左手が兎になった幻覚が見える」等の相談で受診する患者が複数現れた事、その全員が上記写真と同様の左手の形状を取っていた事が財団の興味を引き、調査した結果発見されました。なお、2017/██/██現在SCP-796-JPの影響を受けた対象者は██名確認されており、その全員に記憶処理を施し特異性を無効化しています。

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