SCP-832-JP
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アイテム番号: SCP-832-JP

オブジェクトクラス: Anomalous Euclid

特別収容プロトコル: 現在SCP-832-JP-1がサイト-1024の危険物収容室に保管されています。SCP-832-JP-2が収容室に出現した場合は即座に収容室の2重隔壁を起動し、機動部隊へ通報して下さい。

説明: SCP-832-JP-1は直径20cmの電波時計です。SCP-832-JP-1は未知の原理により電池を抜かれている状態であっても時刻を表示し続けます。ただし、表示される時刻は「10月1日12:00」で固定されており、こちら側の操作は受け付けません。収容当初は「電池なしで動く壊れた電波時計」としてAnomalousアイテムに分類され低危険物収容金庫に保管されていましたが「事案832」にて出現したSCP-832-JP-2と密接な関わりがあるとされ、オブジェクトクラスを「Euclid」に再分類、現在の収容方法へ変更されました。
SCP-832-JP-2は衣服を纏った体長約2.3mの人型生物です。SCP-832-JP-2は非常に凶暴な性質と、優れた膂力・反射神経を持っていることが観測されています。

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事案832
2001年10月1日、SCP-832-JP-1が収容されていた金庫室に突如SCP-832-JP-2が出現しました。SCP-832-JP-2は出現後、SCP-832-JP-1の収容されている金庫を奪取し逃走を計りました。金庫が奪取された時点でサイト内に侵入者警報が発令され、警備員が急行しSCP-832-JP-2を取り押さえようとしましたが抵抗されたため叶わず、鎮圧用麻酔弾も効果がなかったため火器を使用しSCP-832-JP-2を殺害、SCP-832-JP-1を回収しました。また、SCP-832-JP-2の死体はSCP-832-JP-1の回収後に消失しました。この事案により警備員1名が死亡しました。

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