SCP-850
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アイテム番号: SCP-850

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-850は脅威を与えない限り危険な存在ではありません。しかし、収容されることも脅威と受け取られるため、収容されている事を悟られない処置をしなければなりません。SCP-850は[編集済]の海に整備された巨大な生息域内に収容しなければなりません。生息域の境界は岩礁に見立てて作られた、厚さが数フィートもあるコンクリート壁によって印付けされ、外部と分離されなくてはなりません。

説明: SCP-850は空間的にも生物学的にも変わっています。その見た目は魚群と非常に似ており、外見と遺伝子から、魚はタイセイヨウニシン(Clupea harengus)と酷似しています。重大な違いはより濃色であることと、大きさが非常にばらついている事です。

SCP-850の内側にある空間は非常に曲がっています。内側の領域は外部の領域よりも遙かに広いです。空間がゆがんだ部分の正確な体積は分かっていませんが、半径50kmよりも大きいことが明らかになっています。グランガン博士はその大きさが無限であろうと主張しています。観測された全ての領域は水で満たされていました。

SCP-850のより内側へ向かうほど、魚の外見はタイセイヨウニシンからよりかけ離れていくことが観察されています。見たところ、これはある程度の独立した生態系と見なせます。群れの外側にいる標本は主に外部の生物を食料として頼っていますが、内側の変異している種は共食いしているように見えます。共食いし合っているにもかかわらず、魚群にいる全ての魚は共に行動します。SCP-850は圧倒的な大きさを持つため、大概の捕食者を殺したり防壁を破壊したりするのに十分な力を有しています。

補遺-850-1:

空間の曲がった領域の入り口は(潜水夫の問題ではないにもかかわらず)潜水艦が入ることを許しません。従って、SCP-850内の深部の生命体の研究のために、ボトルシップ計画が始められました。計画の目的は次の通りです:様々なパーツを中に運び込んで彼らを呼び寄せ、SCP-850を妨げることなくSCP-850の中に大きな潜水艦を組み入れること。

補遺-850-2:

ボトルシップ計画は完遂されました。建造された潜水艦とその乗組員には調査部隊オミクロン-6(別名"三葉虫")の呼称が割り当てられました。内部生物の観測が始まることになっています。

補遺-850-3:

これまでのところ二つの重要な結果が観測されました。一つ目は、SCP-850が当初の推測である半径50㎞よりもはるかに大きいということです。二つ目は、有機体がタイセイヨウニシンから徐々に異なっていっていることと、多くの生態的地位を装っていることです。大きさは数センチから[編集済]まで変化し、はっきり別種と認識できるようです。

補遺-850-4:

"三葉虫"からの全ての信号が途絶えました。潜水艦からの最後のレーダー映像は[データ削除済]を示していたようです。それは船の方へ素早く移動しました。一分後、全ての通信システムが沈黙しました。カメラ映像は巨大な歯でずたずたにされ、水で溢れた船を映しました。カメラ映像の解析は[編集済]であると示しています。SCP-850のKeterへの再分類は未決です。

補遺-850-5:

Keterへの再分類は却下されました。

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