SCP-851-JP
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SCP-851-JP-α-3。樹木からの変異体。現在は伐採し財団収容コンテナへ収容済み。伐採されても特異性に変化は見られなかった。

アイテム番号:SCP-851-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル:SCP-851-JPは現在サイト8181の低危険度物品用収容ロッカーに収容されています。SCP-851-JP-α群の収容については一般的な収容コンテナ一つを使用することが許可されていますが、コンテナがSCP-851-JP-α群により溢れる事を防ぐ為に定期的に重要度の低いSCP-851-JP-αを処分しSCP-851-JP-αの数を一定に保ってください。SCP-851-JPを用いた実験には、現在クリアランスレベル2以上の職員二人の許可が必要です。

説明:SCP-851-JPは写真湿板式のカメラです。本来このタイプのカメラに装置されるべきガラス板は完全に挿入口に接着されており、SCP-851-JPから分離させることはできません。そのため本来の用途の一つである写真の現像は不可能です。ガラス板とSCP-851-JP本体を分離する試みは、破損とそれに伴う無力化の危惧を理由に中止されています。
SCP-851-JPの特異性は、非生物または植物を被写体に選択して撮影した場合に現れます。SCP-851-JPに撮影された非生物の被写体は、SCP-851-JP-αへ変化します。SCP-851-JP-αは大元において被写体の持っている外見を残しますが、

  • 形態の一部を「顔」に見えるように変異させる
  • 人類とよく似た「人格」を獲得する1
  • 五感の認識能力及び人語を発音する能力の獲得

という特異性を持ちます。
SCP-851-JPによってSCP-851-JP-αへと変異するのは、一度の撮影につき一つの被写体のみです。SCP-851-JPがSCP-851-JP-αに変異する物品を選択している基準は、撮影者の「何を被写体に選択したか」という意識に忠実であるように見えます。SCP-851-JP-αの人格及び知能は、SCP-851-JP-αを造り出した撮影者の人格及び撮影者が対象に対して持っているイメージによって左右されます。そのためSCP-851-JPの特徴は個体によって大きく異なりますが、共通した特徴としてSCP-851-JP-αはSCP-851-JP-αを造り出した人間を『造物主』であると褒め称える、という性格を持ちます。既にSCP-851-JP-αに変化している物品を、もう一度SCP-851-JPで撮影すると、SCP-851-JP-αは特異性を失い元の物品へと戻ります。SCP-851-JP-αの特異性を消失させた後に同じ対象をSCP-851-JP-αに変異させても、SCP-851-JP-αの持つ「人格」は同一の物にはなりません。
SCP-851-JPは病死した無名のカメラマンの自宅から発見されました。一緒にカメラマンの「妻」を名乗るデジタルカメラのSCP-851-JP-αが発見されており、現在SCP-851-JP-α-1に分類され収容されています。

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SCP-851-JP-α-9(雪だるまからの変異物)。この個体は職員に対して威嚇するような言動を取る。また、常温下でも融解の様子は見られない。

SCP-851-JP実験記録:

No, SCP-851-JPの被写体 結果
SCP-851-JP-α‐4 鉢植えの向日葵。 「顔」は内側の筒状花部分に発生。実験室内の環境に抗議し、日当たりのいい場所に移すよう要求。現在もコンテナ内に収容中。枯れる様子はない。
SCP-851-JP-α‐10 日本刀。刀身が打たれた年代は明治維新頃と判明している。 「顔」は刃の部分に発生。その言動はフィクション作品におけるステロタイプな武士に似ている。SCP-851-JPでの無力化の際、「かめらに撮られると魂を抜かれる」旨の発言をした。
SCP-851-JP-α‐15 万年筆。██研究員が愛用している私物。2 「顔」は軸胴部に発生。性格は██研究員に対して非常に献身的で、他のSCP-851-JP-αよりも過剰な賞賛・崇拝傾向を示す。危険性を感じた██博士が実験終了時にSCP-851-JPで撮影し無力化した。
[データ削除済] ヒトの死体。 実験中止。
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