SCP-852
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アイテム番号: SCP-852

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-852は現在サイト-██の地下格納庫に収容されています。O5の認可なしにSCP-852の収容を解くことは許可されません。構成物の試験にはレベル4職員1名と機動部隊シグマ-6一隊が必要です。

説明: SCP-852はバチスカーフ(潜水艇)を強く思い起こさせる鉄と真鍮からなる乗り物で、船体下部に「ダイダロスの翼」と書かれた金のプレートが貼りつけられています。この乗り物の全長は21.3mで、幅は4.1m、喫水は7.3mとなっています。船体の上部には全長9.6mの12本の「マスト」があり、船体上部の前後に2つの正六角形の配置で取りつけられています。それぞれのマストの末端には、周囲の空間を歪ませる「泡」を発生させる機械がありますが、これは現在の宇宙の法則では説明できないものです。現在のところ、その機械はマストに真空溶接されており、研究のために取り外すことは難しいです。

船体の下部は直径3.8mの球体になっており、生命維持のために設計されているようです。船体下部には観測用に溶融石英の窓が付いており、制御盤が付いた頑丈な椅子のほか、右舷にはエアロック、船尾には様々な道具や食料が入った倉庫があります。電力や酸素は上部セクションから供給され、生石灰を使用した換気システムで二酸化炭素が吸収されます。制御盤と倉庫も真空溶接がされていますが、それらは取り外し可能です。

SCP-852-2は旧式の耐圧服を着ているミイラ化した白人男性で、それらはダイビング用のヘルメットやスーツに似ていますが、空気タンクと余分な二酸化炭素を除去する装置が付いています。スーツにはバックパックに空気と電力を供給するホースが付いており、SCP-852のエアロックに接続することができます。接続ホースはバックパックから12.46mの部分で切断されており、切断面は鏡のように見えます。スーツにはホースの切断部分と似た2つの穴があり、3つ目の穴が空気タンクに開いています。

補遺: SCP-852は月面基地から約7km離れた「雨の海」で発見されました。衛星からの観測映像で異常な構成物が発見され、機動部隊シグマ-6が調査に向かいました。部隊がSCP-852に到着すると、バッテリーは消耗しエアロックは宇宙空間に開いていましたが、損傷はありませんでした。エアロックからSCP-852-2までの位置へと続く足跡が、エアロックから70mほど続いていました。

この光景の分析により、SCP-852-2は未知の敵に遭遇して最初にスーツのホースを切断され、逃げようとしたところを背後から撃たれてスーツを貫かれ、外傷もしくは窒息により死亡したものと考えられます。SCP-852-2の足跡ははっきりと残っていましたが、他の攻撃者の形跡は全くありませんでした。

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