SCP-880
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SCP-880

アイテム番号: SCP-880

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-880から周囲5キロメートルに境界線を設定し、許可の無い者の進入に対しては、拘留、聴取、ならびにクラスA記憶処置を行なって下さい。当エリアの周辺には監視と、近付いて来るかもしれない民間人に対する警戒のため、複数の監視拠点が設けられています。SCP-880が周囲の環境に及ぼす影響のため、上空8キロメートル圏内は飛行危険空域であるとカバープラン██████-███により宣言されています。

説明: SCP-880はカナダのケベック州に建設された街です。内部で見つかった様々な標示と文書には、SCP-880が18██年に作られた██████ █████という名の街であると書かれています。SCP-880内の[編集済]の一部と[編集済]から、この街が19██年に放棄された事が裏付けられます。庁舎内で見つかった戸籍(文書880-18)には、人口は█████人と書かれています。SCP-880がもたらす影響は██キロメートルに達し、[編集済]を網羅します。SCP-880に至る全ての道と進入口は取り壊されるか、SCP-880の外の既存の道路へと繋がる様になっています。

SCP-880は諸々の異常な特性を外部に示しており、最も顕著なのが、ほぼ毎日およそ1〜2時間だけ吹き荒れる猛吹雪です。SCP-880におけるこの事象の分析では、降雪を伴わず、猛烈な風によって生み出された地吹雪が、さながら猛吹雪の様な光景をもたらすと判りました。SCP-880内の雪が吹き飛ぶ程の風力にもかかわらず、SCP-880内及びその周辺の積雪量は16センチメートル以下と観測されています。地吹雪の間、またはそれが始まった時にSCP-880の中に居た者は、その後の懸命な捜索活動にも関わらず、現時点では全員が完全に消息を絶っています。地吹雪が吹き始めるとすぐにGPS測位は不能になり、伝送及び救助用の通信回線は切断され、強力な干渉により無線通信は不可能となります。現在、SCP-880で消息を絶った者は合計32名です。

維持管理を行なう者が居ないにも関わらず、財団の調査ではSCP-880の建物には如何なる経年劣化も見られませんでした。SCP-880内で発見された品々の中には、周囲の物と比較して似つかわしくない程の高い温度を持っている物があり、またそれらに微生物の付着は見られません。暖炉は中で赤々と熱せられた炭をその状態のままに保ち、戸外に残された食料は腐りません。この影響はSCP-880でのみ発生し、そこから移された物は壊れ腐敗するようになります。

補遺880-1: 19██年11月9日、SCP-880の探査を試みた第二チーム(ファイルC-E8802参照)は、SCP-880の周辺で予期せずして吹き始めた地吹雪のために消息を絶った。回収は出来なかったが、そのチームが使用していたトラックの轍が地吹雪の境目まで跡を残しており、その消えかけた端で僅かなガラス片が分析の結果発見された。

補遺880-2: SCP-880の戸籍人口は、財団による最初の回収記録による物から32人増加していた。

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