SCP-928-JP
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アイテム番号: SCP-928-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-928-JPは標準人型オブジェクト収容室に拘束した状態で収容し、半径30mの範囲は立ち入り禁止区域としてください。実験の際などに出入りできるのはレベル3以上のセキュリティクリアランスを持つ財団職員のみです。収容室内部は常にカメラで監視してください。

説明: SCP-928-JPはSCP-928-JP-AとSCP-928-JP-Bから構成されます。

SCP-928-JP-Aは[編集済]社のキャラクターである「███████」に酷似した身長4.8m、重さ███kgの着ぐるみです。人間が1人入ることができ、製造場所の特定には未だ至っていません。SCP-928-JP-Aを破壊する試みは全て失敗しています。

SCP-928-JP-BはⅩ線検査により存在が確認された、SCP-928-JP-Aの内部に入っている年齢不詳の男性です。一部の皮膚や骨がSCP-928-JP-Aの内側の生地と組織レベルで結合しているため、SCP-928-JP-BをSCP-928-JP-Aから脱着させる試みは全て失敗しており、身元の特定には至っていません。日本語と英語を話すことができ、その声は声優の████氏のものと酷似しています。食事や排泄は必要としません。

SCP-928-JP-Bの異常性は、SCP-928-JP-Aの周囲半径30mにいる人間の思考を読み取る能力を有していることです。対象が当該範囲外に出ると読み取りは不可能になります。この能力でSCP-928-JP-Aの「中の人」に関する思考を知覚すると、SCP-928-JPはその思考をした人物のもとへ向かい、SCP-928-JP-Aの両手指先から長さ約20cmの極めて鋭利な爪を伸ばして対象が死亡するまで攻撃し続けます1。対象が死亡すると、SCP-928-JPは不明な方法で死体を直径約3cmの肉片に分解し、SCP-928-JP-Aに融合させます。そして約6時間をかけて、融合した肉片は「███████」の着ぐるみとして自然な色・形状・質感を保つように変型します。この能力の影響で、現在のSCP-928-JP-Aの身長・体重は一般的な着ぐるみの値を大きく上回っています。

SCP-928-JPは201█年に██県にある[編集済]社のテーマパーク内にて発生した[編集済]事件にて発見されました。関係者には記憶処理を施し、カバーストーリー「無差別通り魔事件」が適用されました。

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