SCP-940
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アイテム番号: SCP-940

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 全ての判明しているSCP-940幼虫サンプルは現在収容所にあります。一般人からのSCP-940成虫サンプルの組織的な除去は現在(████/██/██時点)エリア-14研究職員と機動部隊オミクロン-7("オーキン")との共同で執り行います。財団強化█████-█-████████('エージェント・ブルー'に関する文書を参照)のサンプルは、これ以上のSCP-940の'野生'種の発生を防ぐ為に市販殺虫剤を追加する手続きが行われています。全てのSCP-940感染はクラス4生物災害として取り扱い、十分な鎮静の下エリア14へ収容・搬送するか、もしくは処分します。進行段階にかかわらず、SCP-940種に感染した死体は焼却します。

説明: SCP-940は表面上がクモ綱の真洞窟性生物に類似した寄生生物です。成虫の標本は非常に俊敏で、脚部の長さは4から7mまでになります;SCP-940をその宿主(下記参照)から切り離すことは困難な為、平均的な体重と体長は正確に判明していません。各8本の半透明の脚部には生物の赤外線に敏感なピット器官;ロレンチーニ器官;紫外線に敏感な複眼と単眼;2つの未知の機能の器官、計6種類の特殊器官が定間隔についており―更に先端には大きな足爪、アシダカグモの種が一般的に所有する房と小さな毛があって、急な垂直面の登りを容易にします。星形動物亜門、もしくはcommon starfishに類似した放射神経網がありますが、中枢神経系はありません;現時点で外部刺激に対してSCP-940が宿主の脳の反応を利用している可能性は排除できません。

感染はSCP-940の卵と幼虫を含む体液への露出の後に始まります。感染初期から満期までのSCP-940の生活環は以下の通りです:

感染の第三段階前であれば、静脈抗寄生虫薬により治療が可能です。

補遺: 身を隠さない時、第六段階と上記の成虫SCP-940サンプルは非常に機敏で有能な略奪者となります。力強い手足と複数の感覚器官により、彼らは捕獲を避ける事が非常に得意です;現場エージェントは感染を予防する為に常に高い警戒を保ち、MOPP-4装備を着用して、抑制のために財団製の神経ガス手榴弾を装備します。

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