SCP-947
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SCP-947に通じている道。画像は携帯電話の映像から回収された。詳細は補遺947.3を参照。

アイテム番号: SCP-947

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-947へのアクセスポイントを封鎖し、自動観測装置による監視を行います。SCP-947に向かおうとする者は捕縛して地元警察に引き渡します。財団職員は実験の必要がある場合を除き、確立された1.6kmの境界マーカーを超えないでください。

説明: SCP-947は、ジョージア州道166号線を逸れた未舗装路からのみ辿り着ける場所です。この道路以外の手段でSCP-947にアクセスしようとする試みは例外無く、あるべき位置にSCP-947が存在しないという結果になります。未舗装路を逸れてからそこに戻ろうとする人物は、問題の道路を再発見できません。また、この道路は空路からのアクセスが不可能です。道路は長さ約2kmであり、終端にSCP-947があります。

SCP-947は幅90m、長さ不定の見通しの良い丘であり、両側に沿って木々が生え、その中に巨大な高電圧線用の支柱が立ち並んでいます。SCP-947の内部は恒久的に夜であり、一貫して22.5°Cを維持しています。SCP-947内にはオフロード車両がレクリエーションに用いるようなダートトラックが多数設けられています。

“ジャスパーヶ丘(Jasper’s Hill)”という文言と北方を指す矢印を記した粗雑な木製看板が、SCP-947を通っている未舗装路に点在しています。SCP-947内で北へ向かおうとする試みは、地形が徐々に辿り難くなり、丘や谷間の大きさ・複雑さが劇的に増してゆくために極めて危険を伴います。このため、探索チームはまだSCP-947の北端に到着できていません。

SCP-947-1は、車高の高い白の1980年代後半型シボレー・ブレイザーと、その運転手の総称です。SCP-947-1の真の性質はまだ断定されていませんが、SCP-947の内部で収集された情報は、この車両の運転手が“ジャスパーヶ丘”の“ジャスパー”であることを示しています。SCP-947-1はSCP-947の不条理な地形を容易に移動可能であり、SCP-947の中で迷った人物を捜索・追跡するためにこれを行っている節があります。

補遺947.1: 発見

SCP-947の存在はこの地域でよく知られている民話の一部でした。典型的な民話は、森で迷子になった3人の子供が“ジャスパの場所(Jaspa’ Place)”と呼ばれる暗い空き地に入り込むという筋書きを取っています。子供たちは道を見失い、正体不明の存在によって追跡され、最終的には見つかって、物語の終わりで“上下逆さに吊り下げられ”ます。

しかしながら、若者12名のグループが当該エリアにおいて不自然な状況下で疾走し、財団職員が関与するまでは、民話と一致するような出来事は起こっていませんでした。3週間後、激しいショック状態にある失踪者の一人が、SCP-947の入口からおよそ2kmの場所で発見されました。この生存者 — ジョージア州ヴィラ・リカ在住の20歳の黒人男性 — は、最初の発見者たちに対し、自分はまだ“ジャスパー”に追われており、他の行方不明者は全員“逆さ吊り”にされたと語りました。近くを通り過ぎる車のヘッドライトを見て、男性はパニックを起こし、“ジャスパー”に発見されて隠れることができないのだと叫び始めたため、沈静されなければなりませんでした。

生存者が述べた未舗装路以外のSCP-947への到達手段を警察職員が発見できず、またSCP-947空間の異常な特徴が発見された後、アトランタから出向いた財団職員が現場を封鎖し、必要に応じて記憶処理を行うと共に、他の失踪者を発見するためのチームを結成しました。

補遺947.3: 回収された携帯電話のデータ

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