SCP-970
評価: +2+x

アイテム番号: SCP-970

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-970の影響を受けたすべての区画は、財団が取得し適切な偽装工作を行います。民間人に対しては、可能であれば現地の法の下に境界内の立ち入りを阻止し、侵入した者にはクラスAの記憶処理を施します。

実験記録-04および補遺970-02をふまえ、影響を受けた区画の入口に武装した職員を配備しました。

説明: SCP-970は、複数の部屋がループ状に繋がる空間的異常です。発見されたすべてのケースで、入口から直線状上にある壁面にドアが現れ、それによって入口から正面に向かって直進し続けると再び入口に戻ることが可能になっています。この室内における変化は隣接する部屋および同じ階の部屋には影響を与えません。この現象が発生する原理については、いまだに解明されていません。

SCP-970-01はセクター19内にある独房で、SCP-970の異常と財団との最初の遭遇例となりました。この独房はDクラス職員の居住を目的として設けられ、████年██月██日に数名のDクラス職員が脱走を企て封じ込めを突破するまでその目的を果たしていました。この事案に対する調査の末、独房内にドアが出現したこと、およびドアの先に繋がった複数の部屋を経由して独房の外にある通路へ出ることが可能であることが判明しました。建物の構造上このような改築は不可能であること、および各部屋が標準的幾何学のルールに従っていないことが速やかに立証されました。

この事案の後、██例以上の同種の異常が発見され、そのうち██%がセクター19の周囲800キロメートル以内に存在しています。[編集済]の立法院の西棟内で発見された注目すべき例では、財団は影響区画を確保することができず、その上地方当局は財団による警備態勢に関する勧告に対して非協力的かつ敵対的な姿勢を示しました。この事態は、6ヵ月後に建物の破壊も伴う暴力的なクーデターが発生した際、反体制派の支援を受けた機動部隊ロー-8およびパイ-1の手によって[データ削除済]を収容したことにより解決されました。

補遺970-01: SCP-970の探査記録

補遺970-02: 神経衰弱により、テイラー研究員は精神科病棟に入院しました。これよりは軽度ではありますが、調査チームの他のメンバーも同種の徴候を示しています。実験-04における映像が原因と推測されるため、影響を受けたすべての職員は治療の一環としてクラスBの記憶処置を受けました。SCP-970における実験は当面中止されるともに、その影響下にある区画の警備は強化されました。

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