SCP-CN-1600
rating: +6+x

アイテム番号: SCP-CN-1600

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-CN-1600の安定性及び安全性を鑑み、最低限度のセキュリティクリアランスだけが設定されます。SCP-CN-1600はサイト-CN-15最下層収容区域の、通常物品収容室の密封ロッカー内で保管されます。室内及びロッカー内は温度20℃、相対湿度50%、照度300Luxの一定の環境を維持し、同時に室内に発生する酸性の気体と塵芥を定期検査・清掃し、SCP-CN-1600の棺部分に漏れや破損がないかを確認します。特段の事情がない場合、収容室は外部に対して閉鎖状態を保ち、最低でも4名の警備員によって監視されます。

SCP-CN-1600-1の抽出作業は毎月14日の一日中に完了しなければなりません。残りの期間はいかなる人物もSCP-CN-1600の抽出作業を行うことは禁止され、違反者は様々なレベルの降格処分を受けます。毎月18日にSCP-CN-1600-1の散布作業を行う場合を除き、いかなる人物も、どのような濃度・形式であれSCP-CN-1600をサイト-CN-15から持ち出す、あるいは公衆の範囲へ暴露させることは禁止されます。SCP-CN-1600の情報あるいはサンプルが漏洩した可能性が生じた場合、影響を受けた範囲を時間内に占領し、影響を受けた人物を特定し、拘留及び記憶処理を施し、同時に情報漏洩者を降格処分します。

関連プロトコル“神農”の署名後、SCP-CN-1600のセキュリティプロトコルは格上げされ、いかなる人物もSCP-CN-1600収容室へ進入する場合はレベル4以上の研究員2名の許可が必要になりました。加えて、SCP-CN-1600-1の抽出作業はレベル3以上の研究員だけが行い、同時に全てのSCP-CN-1600の実験申請は却下されます。 

説明: SCP-CN-1600は花崗岩製の棺です。棺は棺本体と蓋の両部分に分けられます。外観は直方体を呈し、長さ2.4メートル、幅1.3メートル、高さ1.2メートル、内部構成は長さ1.9メートル、幅1.1メートル、高さ0.9メートルです。棺本体の表面は光沢があり、明確なパターンはありません。SCP-CN-1600の異常性は、その内部から未知の成分の黒色の粘液状の液体を分泌することで、この液体はSCP-CN-1600-1に指定されます。このSCP-CN-1600-1が分泌されない時、SCP-CN-1600は安定期に入ります。この時、棺は異常性質を示さず、一般的な花崗岩製の物体と同様の性質を有します。安定期の間、SCP-CN-1600の内部にはSCP-CN-1600-1は存在せず、内部は中空状態です。SCP-CN-1600-1の分泌が開始された時、SCP-CN-1600は活性期に入ります。活性期の間、SCP-CN-1600はいかなる方法をもってしても蓋を開くことができず、同時に外部からの力で棺を破壊する試みは不可能であると証明されています。SCP-CN-1600-1の分泌は通常6-8時間継続し、その後棺が再び開かれ、同時に棺内部は充満した状態を示します。棺が開かれた後、内部のSCP-CN-1600-1液面は1時間毎に0.1メートルの速度で下降し、そのまま完全に消失します。この時点で、SCP-CN-1600は再度安定期に入ります。

SCP-CN-1600-1は成分不明で黒色不透明の、粘性を有する液体です。密度は水よりも僅かに大きく、各種溶剤に容易に融解します。SCP-CN-1600-1は毎月14日0時よりSCP-CN-1600から分泌され、棺から離れた後も10日間活性状態を保持します。SCP-CN-1600-1は取り出された10日後に通常の飲料水に変化し、この時点でいかなる異常性も再発することはありません。SCP-CN-1600-1の異常性質は、人体への影響として現れます。SCP-CN-1600-1を1立方メートルあたり最低2滴の濃度で水に溶かし、そして通常の人間がこれを飲んだ場合、対象は30日間、人類に対して重大な結果をもたらすいかなるインシデント(戦争、自然災害、致死性の伝染病、大規模な異常攻撃等)の影響も受けなくなります。この状況でインシデントが発生した場合、影響を受けた対象の身体はいかなる影響も受けることはありませんが、同時にインシデントの発生を知覚することもできません。現在、SCP-CN-1600-1の免疫範囲及びインシデントの定義は不明なままですが、極めて高い実用性を示しています。SCP-CN-1600が示すこれらの性質を考慮し、O5議会は大規模な使用を承認しました。詳細は添付ファイルのプロトコル“神農”を参照してください。

SCP-CN-1600が最初に発見されたのは、湖南省株洲市炎陵県の炎帝霊廟地下30メートル地点です。付近の鹿原町において“無病無災、老人は一生重病に罹らない”という報道が財団の注意を引き、その後、鹿原坂地下への探索中にSCP-CN-1600が発見されました。財団は迅速に職員を手配し、SCP-CN-1600を取得し、サイトーCN-15へ保存するとともに、世間に対してカバーストーリー“大型地下墓跡の発掘工事”を流布しました。SCP-CN-1600の研究過程で、棺の底に“行医一生,救人万世”の語句が財団の関心を引きました。現在、SCP-CN-1600と要注意団体“The Doctor”との関係が調査されています。

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