SCP-CN-205
評価: +4+x

アイテム番号: SCP-CN-205

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-CN-205についての知識が一般人に知られるのを防ぐため、財団は██市内でのテレビおよびラジオ電波を、UHFの周波数[編集済]とFM周波数[編集済]の範囲で技術的に遮断してください。研究施設には常にテレビ及びラジオを2台以上準備し、上記の信号を常に受信・記録してください。

説明: SCP-CN-205は、本来ならば19██年に終了しているはずの地元サッカーリーグの試合です。当該試合が後半のロスタイムに至ったある時点で、両チームの選手、審判その他のスタッフ、放送関係者の全員が原因不明の消失を遂げました。但し中継をおこなっているテレビの周波数[編集済]、FMラジオ[編集済]では試合の中継電波を受信し続けており、これによれば試合はまだ進行中であり、放送関係者が「正常」に仕事を継続していることになります。現在に至るまで、信号は全て24時間間断がなく試合を中継し続け、関係者も試合を中断させようとする素振りは見せません。

長期の観察を通じ、確定した情報は下記の通りです。
 1. 試合は人類にとって既知の場所では行われていない。
 2. 試合の開催地は通常のスタジアムと外観上同様である。
 3. 開催地は時間進行が地球と異なっており、1昼夜が16.72時間である。
 4. 開催地には降雨、降雪、霧などの気象変化が存在する。
 5. 開催地の昼の空は通常、オレンジ色を示す。
 6. 観客席に大量の結晶様の物質が出現している。

また、以下は現時点では完全に確定されていない情報です。
 1. 夜間には「月」が2個出現するが、灯りのために「黄昏」時にのみ見える。
 2. 全長3~5m ほどの四足を持つ飛行生物が2度出現した。
 3. 1対2でアウェイチームがリードしている。

収容過程: SCP-CN-205は当該年の最後の試合であり、ホームチーム(SCP-CN-205-1)はアウェイチーム(SCP-CN-205-2)にこの試合で勝利しなければ格下のリーグに落とされることになっていました。SCP-CN-205-1はロスタイムに至っても█:█でSCP-CN-205-2にリードを許していましたが、試合終了前に両チームの選手、審判、その他スタッフ、放送関係者の全てが突然消失しました。ただし観客は異常性の影響を受けませんでした。テレビ・ラジオ放送を視聴していた人々も、財団が周波数を遮断するまでの█分間にわたり、継続して放送を受け取っていました。
消失現象が起こったスタジアムは、事後長期にわたり閉鎖され検査を受けましたが、いかなる手がかりも発見されませんでした。現在、このスタジアムはすでに撤去されましたが、SCP-CN-205に関する放送は工事の影響を受けることなく継続しています。

補遺: SCP-CN-205a

SCP-CN-205のオブジェクトクラス修正の申請(██博士)
SCP-CN-205の現状を考慮すると、その危険性は最大に見積もっても、一般民衆が持つ世界観が揺らぐということです。しかしこの危険は技術的な手段で十分に回避可能であり、オブジェクトクラスをSafeに変更することを提案します。

補遺: SCP-CN-205b

申請却下。(O5-CN-█)
██博士のSCP-CN-205研究に費やした努力に感謝を表する。オブジェクトクラスの変更申請については、SCP-CN-205-1に対するSCP-CN-205の重要性、およびSCP-CN-205-1がSCP-CN-205-2をリードする状況が未出現である点を考慮すると、試合終了時もしくはSCP-CN-205-1がリードする事態が発生した場合、新たな異常性が発現する可能性は拭えない。よって、申請を却下する。

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