SCP-CN-624
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アイテム番号: SCP-CN-624

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-CN-624はサイト-CN-75の標準鳥類収容房内に収容し、定期的に書籍を提供することで日常の需要を保証します。提供された書籍は解析部収容職員の検査を受け、影響を受けた書籍は焼却処理することで異常が拡散するのを阻止してください。全てのSCP-CN-624関連実験は空想科学部門職員の監督下において実施されなければなりません。

説明: SCP-CN-624は一匹の雄のムジルリツグミ(Sialia currucoides)です。体長は13cm、体重は20kgです。SCP-CN-624の習性及び行動パターンは通常のムジルリツグミと違いはありません。しかし異常性の無いムジルリツグミが一般的に罹患する疾病、受傷、老衰の影響を受けず、また死亡しません。この異常性はオブジェクトがその異常の能力を使用した時に発生します。SCP-CN-624は下層フィクションレイヤー双方向能力を有しており、現在財団が発見しているのは、オブジェクトが自身をフィクションレイヤーへ挿入し、フィクション内部の虚構実体へ影響を与えることができるということのみです。この影響は通常その嘴を直接用いて影響を受けた実体を啄むと表現され、この異常能力によってのみオブジェクトは摂食が可能です。フィクション中でSCP-CN-624の影響を受けた箇所は内容が“クックロビン”の名で知られる実体が引き起こす異常な状況に転換されます。空想科学部門は現在“クックロビン”実体はSCP-CN-624のフィクションレイヤー中でのアバターであると推測しています。影響を受けた書籍が非異常性の同種の書籍と長時間接触した場合、“クックロビン”実体が当該書籍のフィクション内部に侵入し、これにより異常性が拡散されます。 

2018年9月4日に実行されたGoI-001(“シカゴ・スピリット”)との関連が疑われる地下非合法施設への突撃の際、財団エージェントは数体の死体と一台の印刷機、そして未知のインクが放置された室内でSCP-CN-624を発見しました。この時SCP-CN-624は反芻を行っており、ロバの死体を一体丸ごと吐きだしたところでした。後続調査においてエージェントが印刷し終わったばかりの≪ドン・キホーテ≫内で、原文には存在しない内容を発見しました。それは主に、アロンソ・キハーノ1が第一人称視点で、第一回目の旅立ちで巨人に遭遇し、戦闘を行い、そして騎乗する“ロシナンテ”の死亡と直面したことを供述する内容です。この後の内容中におけるアロンソ・キハーノが騎乗する“ロシナンテ”の全ての描写が消失しており、財団エージェントはこれをもってSCP-CN-624の異常性を確認し、収容しました。

補遺:

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