SCP-CN-667-J
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アイテム番号: SCP-CN-667-J

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-CN-666-Jに規定されている内容以外に、下記の内容を追加します。

SCP-CN-667-Jの第三段階早期患者は細心を払って監視しなければなりません。患者がペットとしてイエネコを飼育している場合、なるべくそれを誘拐などして患者と引き離すようにしてください。患者に末期に進行する徴候が見られた場合、直ちに拘束してください。

拘束された667-J第三段階末期患者は一人ずつサイト-CN-██の独房に収容されます。毎日の食事は同体重のイエネコが必要とする量で提供されます。

説明: SCP-CN-666-Jに対するさらなる研究で、報告書に記述されたオブジェクトの悪影響は単に第一段階のものに過ぎず、症状が進行すると第二、第三段階の患者も現れることが判明しました。また、悪影響を誘発するファクターは666-J-1の外見や動作だけではなく、666-J-1が被写体となる写真や動画も同様な効果を及ぼすことが明らかになりました。これを受けて、オブジェクトはSCP-CN-667-Jと再ナンバリングされることになり、元の666-J報告書は不幸にも犠牲となったMko博士を記念するために残されました。嗚呼、彼の魂よ安らかなれ。

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第二段階末期患者の様子

SCP-CN-667-Jの第一段階による悪影響は、666-Jに記述された内容と同じく、ネコ科の動物、特にイエネコに対する異常なまでの愛好として現れます。

666-J-1によって持続的に被曝すると、影響は深刻になり、症状は第二段階に進行します。第二段階の患者は認識障害を起こし、ネコ科動物を人間として扱い、あらゆる意味でそれを自分の子供として認識してしまいます。末期の患者は、人間とネコ科動物の区別すらつけなくなります。

さらに666-J-1に被曝すると、患者の症状は第三段階に進行します。第三段階の患者は、自我とネコの区別がつかないほどに認識障害が重篤になり、猫耳カチューシャ、肉球グローブや猫のしっぽのアクセサリーをつける、語尾に「にゃん」をつける、言語能力が退行しチャットで猫のスタンプを多用するなどの症状が表れます。末期の患者は完全に自分が猫であると思い込むことになり、四足歩行をしたり、通常の食事を拒否したりするなど、猫の動作を模倣するようになります。

現在、オブジェクトの影響を取り除く方法が未だに見つかっておりません。

インシデントレポートCN-667-J-01抜粋:

収容されている患者の食事は職員食堂のそれよりも贅沢になっていることに、君たちは疑問を抱いているようですが、これは当然と言えます。なぜなら、ネコは地球上最強の捕食者ですから、彼らの腹を満たさないと大変なことになりますからにゃん。

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