SCP-CN-792
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アイテム番号: SCP-CN-792

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-CN-792はサイト-CN-34内の20m*20m*6mの標準栽培温室に収容されています。オブジェクト収容に参加する職員は、職務に入る前に身元調査を受け、過去に犯罪行為の経歴がなく、また職務中に重大な過失行為がなかったことが確認されなければなりません。オブジェクトの影響を受けSCP-CN-792-1に変化した一般人に対してはクラスA記憶処理を施した上で解放します。SCP-CN-792-1に変化した財団職員は心理カウンセリングを受けた後、元の職場へ復帰することが可能です。現在、SCP-CN-792に対する実験は無期限に停止されています。

説明: SCP-CN-792は高さ約5メートルの大型草本植物です。その外観は、等比拡大されたスズラン(Convallaria majalis)に相似しています。オブジェクトの花蕊は軽微な認識災害を起こす白色蛍光を発生させ、影響を受けた人間は「安心感を得て」更にSCP-CN-792へ接近する傾向があります。オブジェクトの茎部は回転能力を有するため、オブジェクトから10m以内の人間に対しては効果範囲を離れるまで光線を照射し続けます。

不定期的に、原理不明の空間異常効果によって一名または複数名の人間(SCP-CN-792-1)が、SCP-CN-792の周囲10m以内に転送されます。対象の大部分は、短期的に記憶の混乱が生じ、自身の置かれた状況に疑問を持ちます。更なる調査の結果、全てのSCP-CN-792-1には一定程度の身体障害を有します。この障害は、過去の経験を遡ってその原因を特定することが可能です。

20██年██月██日、「動く植物街灯」に関する噂がインターネット上に広がり始めました。財団情報部は迅速に反応し、情報手段を頼りに、上海市███区の歩行者道上でSCP-CN-792を発見しました。直後に駆けつけたエージェントによって対象を事前に調整された収容室内へ移植し、関係者へ記憶処理を施しました。

以下はSCP-CN-792-1の経歴調査記録の抜粋です: 
番号 欠損部位 その他の情報
001 右足 女、上海市██大学へ通学する。不注意で階下へ落ちたことによる右足の不随。
015 声帯 男、██テレビ局記者。腐食物質の誤飲による発声能力の喪失。
037 [編集済み] 男、中学教師、既婚。欠損の原因は幼年時の不慮の事故である。
152 左腕 153と兄弟関係にある。自動車事故により左腕切断。
153 左腕 152と兄弟関係にある。同一の自動車事故により左腕切断。
298 両手 サイト-CN-34のセキュリティ管理官に就任、財団加入前の機械事故により両手を喪失。

備考: SCP-CN-792-1-298は財団に加入する以前は歯車仕掛正教の構成員でした。倫理委員会の要求により、対象は心理カウンセリングを受けた後に本来の職位へ復帰し、一対の機械肢が配備されました。

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