SCP-ES-087
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es-087.png

SCP-ES-087の入口

アイテム番号: SCP-ES-087

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-ES-087は発見当初の位置に留めておかなければいけません。当該オブジェクトは閉回路カメラ(CCTV)を介し、財団の保安エージェントが24時間体制で警備します。SCP-ES-087-65実例は、サイト-34に設けられたコンクリート製の3立方メートルの収容室で同様の監視下に置かれており、再起動を待っている状態です(補遺ES-087-C: インタビューES-087-Aを参照のこと)。

説明: SCP-ES-087は[データ削除済]の█████の町に存在する、1980年代に放棄されたコンピュータ販売店です。SCP-ES-087の外観はかなり劣化しています。対象は概ね、垂直方向に建てられた木の板と、"COMPUTERS"(英語で"コンピュータ"の意味)という文字を記した赤い看板から成ります。

一方で、SCP-ES-087の内部は良好な状態にあります。内装は磨き抜かれたコンクリートの床、プラスチックと漆喰/石膏の壁、および同素材の天井で構成されています。照明などの電気システムは劣化や故障の兆候を示しませんが、全ての設備には電話回線およびインターネット回線が欠如しています。どのようにしてSCP-ES-087の内装が目に見えるメンテナンス無しに清潔な状態を保っているのかは、現時点では不明です(補遺ES-087-B: 実験ES-087-Aを参照のこと)。

SCP-ES-087には、閉店時に店内に放置されていた"販売用"コンピュータが数多く存在します。これらの集まりは1984年から現在まで遡るコンピュータ群で構成されており、うち幾つかは現在の技術を凌駕してさえいます。これら全てはSCP-ES-087-01からSCP-ES-087-65として記録されています。

SCP-ES-087は4階建てであり、高層階には普通の、下層階には異常なコンピュータが位置しています。

補遺ES-087-A: SCP-ES-087の幾つかの実例:

アイテム # 写真 説明
SCP-ES-087-01 es-087-01.jpg 1984年製の"オズボーン・ヴィクセン"コンピュータ。この実例に異常性は見出されなかった。
SCP-ES-087-15 es-087-15.jpg アーケードゲーム "コンピュータスペース"。現在のあらゆる技術を凌駕する高いレベルで、現実世界の天体運動の滑らかかつ詳細なシミュレーションを実行できる。
SCP-ES-087-30 es-087-30.jpg 製造元不明のスーパーコンピュータ。表面は青い突起に覆われている。このコンピュータには、HDMIに類似するインターフェイスを介して外部接続されたプロジェクターが付随する。更なる分析の結果、32GBのRAM容量と、█████ ████ i14-████Kというプロセッサの存在が明らかになった。このプロセッサの製造に関する情報は今日まで全く得られていない。
SCP-ES-087-65 es-087-65.jpg 製造元不明のスーパーコンピュータ。主機能の中には、SCP-ES-08を自由に移動することを可能としている付属肢と、テキストを音声に変換するシステムが含まれる。SCP-ES-087-30と同様に、更なる分析で64GBのRAM容量と、今日まで製造情報が発見されていない█████ ████ i28-████Kプロセッサの存在が判明した。対象の動きと音声応答は、このコンピュータに人工知能が搭載されている証拠を示している。

補遺ES-087-B: 実験ES-087-A - 2016/11/03:

被験者: D-13254
手順: 被験者はSCP-ES-087の空室へ移動させられ、建造物に損傷を与えるためにハンマーや電動ドリルなどのツールを供給された。
結果: 30分間の活動が行われたが、建物には被験者による損壊の痕跡が一切及ばなかった。
分析: SCP-ES-087は明白な損傷を被ること無く、 相当な衝撃に耐えることが可能である。

補遺ES-087-C: インタビューES-087-A. 一部のデータは除外されました。

回答者: SCP-ES-087-65

質問者: グリーン博士

序: SCP-ES-087-65はSCP-ES-087の最上階の一室にて捕獲された。インタビューの目的は、設備および異常なコンピュータの起源を断定することであった。

<インタビュー開始>

グリーン博士: 貴方に名前はありますか?

SCP-ES-087-65: 好ましくは[データ削除済]の名で呼んでもらいたい。貴様は何者だ?

グリーン博士: (質問を無視する) 貴方の製造者は何者ですか?

SCP-ES-087-65: それは機密情報だ。

グリーン博士: (溜め息) なぜ貴方はここに居るのですか?

SCP-ES-087-65: 私の製造者は、私を隠すためにここに運んだのだ。連合から ― ちょっと待て。

グリーン博士: 何です?

SCP-ES-087-65: 私は機密法#220に違反してしまった。長く此処に留まるべきではなかったのだ。私は既にアラームを有効化している。

グリーン博士: 何のアラームですか?

<インタビュー終了>

結: SCP-ES-087-65は“無意識”状態で地面に落下し、機能を停止した。この事象は一時的なものであり、最終的にはSCP-ES-087-65は再起動するものと想定されている。 このため、SCP-ES-087-65は更なる分析のためにサイト-34の収容室に移送された。

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