SCP-META-EX-J
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アイテム番号: SCP-META-EX-J

オブジェクトクラス: Uncontained Apollyon Explained? Apollyon Keter Explained どう考えてもApollyon わりかしExplained、では? 紛らわしい(クラス再分類保留中)

特別収容プロトコル: 現時点ではSCP-META-EX-Jを収容することは不可能です。従って、財団の物理学者や哲学研究者は残存時間の異常性を研究して 直ちに研究を中止し 彼らのプロッフェショナリズムを遮らず、不可逆的な精神的障害も引き起こさないような何気ない方法で研究を継続してください。

説明: SCP-META-EX-Jは、システムが複雑性を増すにつれ感情に類似した特性を示し始める形而上学的現象の名称です。当該現象は完全に異常です、疑いの余地は存在しません2

当該現象は上記の様な事象を概念化する人間の能力を通じ、複数の実例が観測されています。最初に仮説立てられた実例は、37億年前の固定岩層3に見られる生物遺伝物質の、自意識の維持が可能な生命体への発達(以後、発達は"進化"4 "創造主義"56789と呼称)です。

如何にして真の意識が形成されるのかは不明です。プロセスはどうやら目的であり、我々自身の技術的進歩や当該対象の理解と相対する精密な複製は不可能です10

幾つかの説が提唱されていますが、財団が現在受け入れている理解 推定 解釈は、宇宙全体に浸透する量子である"原意識"の分野の存在です。従って、意識は十分な複雑さが付与された"受信する"ことが可能な一種の均一放送システムとしての利用が可能です。

例えば、現在の地球上の植物相は刺激への反応を可能としますが、植物が"感じる"もしくは"考える"ことが可能であるという明確な結論は得られていません。これの逆説的な性質は一目瞭然です。その環境 (太陽光に向かい成長する等) に適応する何かをもたらすと思われるプロセスを考えられますか11121314

その上、例えば昆虫や動物等のより複雑なシステムの意識的な性質との間に違いが存在するでしょうか?

当該形式を用いて、この異常な挙動が従来生命を持たない無生物 (例えば岩や貴方のミキサー等)15 に存在しうると仮定することが可能です。本来、無生物が同一の亜原子粒子から成る虚空間であると考えると、この可能性は真実の様です。それに、その証拠は貴方が他の記事を読む際に腐るほどあります16。異常なオブジェクトはしばしば、説明不能な性質を示します。当該プロセスが如何にして達成されるのかは不明です17

"刺激への反応"は、曖昧な言葉です。これが何であれある種の変化を意味するのであれば、こういった具合に宇宙のエントロピー性質を適用することが可能です18 (エントロピーは、物体が均一のシステム、もしくは時間と共に"崩壊する"変化へのプロセスであると考えられています) 。

"時間"それ自体は、形而上学的構成物です。これは、自身の周囲の環境変化を正当化しようとする試みに於いて、人間により利用される概念です。"時間"には、明確な起点も終点も存在しません。それは単に、終わりない意識の流れに他なりません。我々が瞬間を連続して経験する事象の不定進行なのです。ですが実情は、主題に対する我々自身の今現在のアイデア内の本質的性質との矛盾の為に、我々が当該現象を理解することはおそらく、決して できればいつか 少しもないでしょう。

進めます19

SCP-META-EX-Jは、自己保存或いは伝播という目的の為に現出しているようです。例えば、クダクラゲ目20(Siphonophorae)は当初、単一の有機的構造であると考えられていました。精密検査の結果として実際には、標本は個虫と呼称される高度に分化した生物個体から成るコロニーであることが観測されます。当該集団構造は、特定のタスク(例えば移動や栄養吸収など)を完了する為の、それ自体の下位区分の代表を要します。しかしながら集団構造が認識をしているか否かに関わりなく、システムの統合をそれ自身のホスト構造に行うことは、知覚し適応する必然性或いは能力を意味します。

私達の見方を外へ広げてみると、当該プロセスは植物相の生態系に現出することが分かります。樹木や他の食物21の根の構造はしばしば互いに結合しあい、システム全体の凡ゆる箇所への栄養素の輸送を補助しています。

従ってSCP-META-EX-Jは他の動物、次いで人間に類似したシステムに現れ続けます。解剖学的に言えば、人間は組織全体22の総和となります。言語中枢、創造性や論理的思考の発達は、高度に明白なレベルの生理学的及び認知的構造に到達すると生じるようです。

そこから引き続き人類そのものの全体は、安定した自己保存のシステムに向かって幾度も努力する、それ自身の性質が矛盾している広漠な複雑性を持つシステムです23

地球そのものを生命体だとみなせば24252627、私達は今一度気が付きます。人類がやらかした時、自身の帳尻を合わせようとする能力を明白にするでしょう28

現在のところ、天体が感情を有するという見解の根拠となる証拠はありません29

ミクロ・マクロコスモスという思想の存在を用いた、私達の世界がより偉大なモノの粒子であるかどうかに関する推測も存在します30。宇宙の構造そのものは、脳内神経細胞との顕著な類似を示します。それ故にこの思想は幾ばくかの宇宙物理学者に地盤を得ています。当該理論は、ブラックホールが核膜に酷似した動作を起こすという事実を伴います。事象の地平線は2重構造であるとされ、脱出から侵入全てを阻み、核膜が細胞液の分離・混合の防止を行い、内外間の核物質の交換を統制します。他の類似点の内ブラックホールと生細胞もまた、双方とも電磁放射線のポケットを放出します。

当該現象の基礎的理解は極めて重要であると考えられます。とはいえ、自身の思考手段を熟慮する多くの存在はこういった思いつきから、大層立派に発狂することがあります。

この難題に強迫観念の兆候を示し始めた者達よりもできる限り早く、最寄りの医療機関に駆け込むことを推奨します。更なる精神的危害を避けるために、記憶処理が必要になるかもしれません。

補遺 META-EX-J-1A:

██/██/████の当該記事の開始時点に於いては、内容についての議論は極度に二極化し頻繁に矛盾した、或いは誤った情報がもたらされました。そういった物であるとして、META-EX-Jを巡る論争は殆どの場合癇癪の発生と共に締めくくられ、その様な論争の幾らかは彼らにとって良い教訓を得るまで、参加者が部屋の隅に棒立ちするに至りました。如何なる口論も許可されません。絶っっっ対ダメです。

転写ログ Meta-EX-J-VOTMZRIG313233:

注記:当該議論は、SCP-META-EX-Jの'ディスカッション'ページにて行われました。ハンドルネームには匿名性保持の為に編集が、ページにはこれらのコメントの削除が為されています。本来の感情に酷似していることに留意してください。全個体がある程度の異常性を有しています。

[ログ開始]

████████: SCP-META-EX-J?こりゃ風変わりですね。コンセプトは好きなんですが、フェイクの'ページが見つかりません'は私には大してウケませんでした。-1。

██████: (████████のコメントに応じて) 何言ってるんです? その部分は最高の仕掛けでしたよ。暗号化はかなり面白かったです。とはいえ記事の内容が最高ではないというのは全くもってそうですね。

TheBillith (著者): どうだろう。僕は面白いと思いました。これはジョークSCiPのおふざけと、理解し難い投稿者達による不適切な執筆フォーマットの合わせ技なんです。皆さんには記事自体を損なわせることがないように皮肉だと主張してもらわないと。

████: +1。ループにぶち込まれました!(笑)

現時点でページ評価が僅かに急降下しているようである。

TheBillith: 転写ログを追加しました。どうでしょうか?

████████████: DV。エラーページは冗長で、ジョークの良さを急速に破壊します。しかも無意味。記事の内容でさえ面白くない。私は擬似哲学的要素を好みません。曲がりくねって進むくせに、本当にどうにもなりませんからね。

█████████: (████████████のコメントに応じて) 見出しページがちょっとうっとおしいって意見には賛成です。最初の仕掛けを経由しないでページに直接つなげるのはどうでしょう?彼らはそのジョークの意味を理解しないでしょうし。特にインタビューの終わり際とか。

████: なるほど、振り返ってみればバッドアイデアだったかもです。僕のupvote取り消しもあるかも。

█████: フォーマットが嫌い。さっさと変えてくれませんか。

TheBillithは続く17時間、壁に頭をガンガンとぶつけ続ける。程なく脳傷害により死亡。彼の身体にSCP-META-EX-Jの兆候は見受けられない。対象は消失したと考えられる。ページは削除されるが、くよくよなんてしてられない。

[記録終了]

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